10月21日(日)、東大阪市の布施商店街にある「街の駅 クレアホール・ふせ」で第1回「布施プロレス」が開催される。これは、地域プロレスで布施商店街を盛り上げようと、商店街のメンバーらが発案、実行に移したもので、10月10日(水)、待望の対戦カードが発表された。

【画像】写真右から、ふせロボくんと対戦するダイナマイト野崎。勝負の行方は…?

今回はすでに5回開催し、3000人を動員した実績を持つ大東市の野崎プロレスの協力のもと開かれる。

第1試合は“brother”YASSH vs 青木雄基のシングルマッチ、第2試合はタコヤキーダー&アルティメットスパイダーJr. vs ツバサ&木下亨平のタッグマッチ。15分の「ちびっこプロレス教室」をはさみ、第3試合はボディガー vs 三原一晃 vs ドレイク森松が予定されていたが、三原がけがで欠場のため、ピンチヒッターが登場予定。

第4試合は今回の布施プロレスの目玉となる選手が登場。普段は子供たちのアイドルとして人気のゆるキャラ「ふせロボくん」がバトルモードで登場、ビリーケン・キッドとタッグを組み、野崎プロレスのダイナマイト野崎&くいしんぼう仮面と対戦する。さらに第5試合ではコロッケで有名な「肉のやまじん」プレゼンツ 布施商店街バトルロイヤルと題し、特別試合が行われる。

布施プロレスを主催する布施商店街のマスクド東大阪は「布施の商店街を活気づけられればと企画した。来てもらって試合を見てもらえれば、布施すごい!と感じてもらえるのでは。会場のホールは客席がリングに近く、すべての関がリングサイドといえる。迫力を感じて」と、試合にかける意気込みを語る。また、今回大東市から布施を訪れた野崎プロレスの山田しゅうじ委員長はあいさつで「商店街の対抗戦をやってみたかった。でも、布施って空気がどよんとしてるでしょ」とすでにバトルモード。ふせロボくんと対戦するダイナマイト野崎は「盛り上がるといいね」と大人の余裕を見せた。

さらに、試合に先駆けグッズも発売。マフラータオル(1本2000円)と、ステッカー(1枚100円)が販売される。本イベントは入場無料で、協賛金で運営されているため主催者は「来年以降も開催できるよう、ぜひ購入を」と呼びかけている。

また、布施商店街では10月20日(土)、21日(日)の2日間第6回「布施えびすバル」も開催。食べ歩きとプロレスの両方を楽しめる。(関西ウォーカー・鳴川和代)