8万人が必要とされている東京五輪の大会ボランティアの応募受付が26日に始まった。しかし、公開されたインターネットの応募フォームには、時間がかかりすぎる、難しいといった不満の声が多数寄せられ、物議を醸している。

大会ボランティアの応募案内ページには応募フォームの入力に約30分かかると記載されている。入力項目が70個以上あるためだが、実際に入力をはじめると相当スムーズに進めないと30分では完了できないことがわかる。まず、応募フォームを表示するには個別にアカウントを取得するか、SNSを利用した「新規登録」が必要だが、Facebookアカウントでログインしても姓名などの情報は応募フォームに引き継がれない。

生年月日の入力は、今日の日付を起点にカレンダーをさかのぼる形式だが、例えば30歳の人は年だけで30回のクリック・タップが必要。数字で直接入力する欄もあるが、正常に動作せず入力することができなかった。本人確認証では、日本のマイナンバーカード等を選んでも、発行国を選ぶ必要があり日本がなかなか見つからない。このプルダウンは居住国という項目でも使われている。また、応募時点では選択必須ではないが、ユニフォームのサイズ表は横に大きな表になっており、スマホでは非常に見にくくなっている。

直近で受けた英語のテストという項目は回答必須になっているが、点数を忘れたり、提示されているテストを受けていなかった場合の回答方法が不明。連携大学やパートナー企業に発行されている「コード」を入力する欄では、多数と考えられる持っていない人に「2020」と入力するように求めている。さらに、入力に不備があった際に表示されるエラー通知は、どの欄に不備があるのかを示さず、文言を元に自分で探す必要がある。

この応募フォームの不出来にTwitterでは、「webサイトでやっちゃダメなことを全部やってる」「応募の時点で根性試されてます」「この画面作った人によるささやかな抵抗で、ボランティア応募への妨害工作なんじゃないか」など様々な声が寄せられている。

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