破竹の快進撃を続けるバトルロイヤルゲーム『Fortnite』がニンテンドースイッチ版の配信を開始しました。eショップから無料でダウンロードできます。

スイッチ版の内容はWindows PC や Mac版、Xbox One版、iOS版と同じ。武器もマップもウィークリーアップデートも共通です。スイッチ同士のほか、プレイステーション4を除くすべての機種とクロスプラットフォームで一緒に遊べます。


Fortnite (フォートナイト)は Epic Gamesが開発する人気バトルロイヤルゲーム(※)。

行動可能な範囲が刻々と狭くなる戦場に大人数が放り込まれ、装備を現地調達しつつ、最後の一人または1チームになるまで撃ち合い殴り合う、いわゆるバトルロイヤルのフォーマットに則ったゲームです。

バトルロイヤルゲーム大流行の先駆けとなったPUBG (PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS) がミリタリーシミュレーションFPSをもとにリアルな戦闘や装備を追求するのに対して、フォートナイトは魔法のように壁や階段を生成できたり、乗り物が追加されたと思えば「ショッピングカート」だったりと、明るくなんでもありでコミカルな作風です。

PC/MacだけでなくPS4 / Xbox Oneでも、さらに iOSでも同じゲーム(バトルロイヤルモード)が遊べ、クロスプラットフォームで一緒にスクワッドを組んで遊べるのも大きな魅力。

ニンテンドースイッチ版も、スイッチ同士だけでなくPC、Mac、Xbox、モバイル(iOS)のプレーヤーとクロスプラットフォームでスクワッドを組んで一緒に遊べます。

フォートナイトは多機種を跨いでデータを共有するために、軸となるEpic Gamesアカウントを作って、そこにXbox や PS4 や スイッチといったプラットフォームのアカウントをリンクする仕組みです。

すでにPCやMac、Xbox、iOSでゲームを遊んでいる場合、フォートナイトのEpicアカウントにスイッチのニンテンドーアカウントをリンクすれば、これまで購入した課金アイテムを含め、スキンやアイテムやゲームの進行状態そのまま、同じキャラクターをスイッチでも使えます。
PSNアカウントと接続時に注意

PS4版とだけはクロスプラットフォーム不可。また、もしこれまでEpic GamesアカウントにPSNアカウントをリンクしていた場合、同じEpic Gamesアカウントでスイッチ版を遊ぶことはできません。(ニンテンドーアカウントのリンク自体が無効になる)。

スイッチ版をダウンロードして、これまでPSNにリンクしたことのあるアカウントでログインしようとすると、「このフォートナイトアカウントはニンテンドースイッチで遊ぶことを許可してくれていないポリシーのゲーム機のアカウントに紐付いています」と表示され、遊ぶためには新規アカウントを作成するよう求められます。これまで遊んでいたデータは、課金アイテムもゲーム進行も含め共用も引き継ぎもできません。

いまのところ、Epic GamesアカウントからPSNアカウントを削除してもこの制約は続く仕様です。



たとえば家ではPCで、外ではiPhoneでFortniteを遊んでいた場合であっても、もし一度でもPSNアカウントを紐づけてしまえば、スイッチ版やXbox版では同じアカウントが使えない(アカウント接続自体が制限される)ため、これまで育ててきたキャラクターはスイッチで使えません。

またEpic Gamesアカウント単位の制約なので、将来の新機種も含めて、任天堂やマイクロソフトのプラットフォームでは遊べなくなります。


クロスプラットフォーム対戦のゲームでは、マウスと大画面で鬼エイムするPC勢に一方的にカモにされないか心配になりますが、どのプラットフォームでも、原則的には同じプラットフォームどうしでマッチングします。別プラットフォームの相手と戦う可能性があるのは、自分もクロスプラットフォームでスクワッドを組んでいた場合のみです。

(※ Fortnite はもともと協力プレイでAIと戦うPvEキャンペーンが主のゲームとして開発が進められていましたが、PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS (PUBG)が先鞭を切ったバトルロイヤルモードを追加実装したところ大人気になりました。無料で各機種向けに提供中なのはこのバトルロイヤルモードを切り出した「フォートナイト バトルロイヤル」。ニンテンドースイッチやモバイル向けには、PvEキャンペーンの「世界を救え」モードの提供予定はありません。)