寒〜い季節でもポカポカ身体が温まる鍋焼きうどん。アルミ鍋のインスタント鍋焼きはスーパーなどでも広く販売されていますが、最近はコンビニのプライベートブランドでもオリジナルの冷凍鍋焼きが種類豊富にラインナップされているんです。

これまでmitokでは、コンビニ各社別に冷凍鍋焼きうどんの食べ比べ記事をお届けしましたが、今回はセブン・ローソン・ファミマの冷凍鍋焼きうどんからイチオシの3品を選出。コンビニ全体の中から種類別に、特に美味しい商品をピックアップしてみました。迷った時はこの鍋焼きを買えば間違いナシです!

「鍋焼きうどん」が一番ウマいのはセブン!

和風だしにたっぷりの具材を合わせたオーソドックスな「鍋焼うどん」は、コスパ感と具材の品目数では各社互角の印象です。おだしに差が出る印象で、ファミマ『彩り具材ともっちり麺の鍋焼うどん』(税込455円)は無難なあっさり系といったところでしょうか。

ローソン『鍋焼うどん』(税込430円)はツルッとした細麺で魚介強めのスープが特徴的。追い鰹の香りがビシッと効いてます。ローソンには『具だくさん鍋焼うどん』(税込598円)というプレミアム級の冷凍鍋焼きも売ってますが、そっちは高すぎてコスパ的にもうちょっと……という感じ。

比べてセブン『風味豊かな鍋焼うどん』(税込440円)は関西風だしの完成度の高さが一段抜けており、具材もお雑煮っぽい取り合わせで一つ上の豪華感。普通の鍋焼きうどんを買うなら、セブンが一番おすすめです!

「カレーうどん」が一番ウマいのはローソン!

カレーうどんも鉄板商品で、コンビニ各社ともにPB商品を販売中ですが、セブン『和風だしが決め手 カレーうどん』(税込398円)は2018年1月現在、関東の店舗だとほとんど見かけないかも。コスパ的には優秀で、パンチ強めの味わいが特徴的ですね。

ファミマ『深い味わいの牛肉カレーうどん』(税込523円)は、大ボリュームな牛肉とガツンとスパイシーな味わいで、若干チープながらもがっつり系の男メシとして悪くないクオリティ。ただ、500円オーバーのお値段が微妙にネックですね。

ローソン『カレーうどん』(税込485円)は昆布メインの和風だしに石臼挽きの香辛料を使用し、シンプルな具材でまとめた一見地味な一杯なのですが、これが専門店で食べるような完成度の高さ! 辛味もスパイス感もほどほどに抑え、スープの出汁の豊かな風味を際立たせたバランスが超上品なんです。コンビニ冷凍鍋焼き全体の中でも、一番の掘り出し物ではないかと!

「変化球うどん」ならファミマのみそ煮込みうどん!

冷凍アルミ鍋の麺類が種類豊富なコンビニはローソンとファミリーマート。2018年1月現在、関東の店舗で品揃えの良いところだと、ローソンは5種類、ファミマは6〜7種類ほど冷凍棚の隅っこにズラリと並んでいるのをよく見かけます。個性的な商品も多く、ローソンだと『チゲ鍋(うどん入り)』(税込538円)は一風変わったうどん入り甘辛鍋。ただ、鍋と言うには野菜のボリュームがちょい寂しいかも。

ファミマの変わり種うどんでは、八丁味噌の味わいを押し出した『八丁味噌香る みそ煮込みうどん』(税込498円)のご当地感が目を引きます。がっつりコシが強い硬めの麺に、濃厚ながらもクドさのない味噌の旨味が絡みまくり、出汁の本格度も相当なもの! ファミマで買うなら、間違いなくコレではないかと。

以上、コンビニ冷凍鍋焼きうどんの種類別おすすめ商品をご紹介しました。いずれもコンビニ離れした美味しさなので、見かけたらぜひ試してみてください!