第48回明治神宮大会・大学の部

○ 九州共立大 8x - 7 名城大 ●

<11月11日 大会2日目>

 3本塁打を放った九州共立大(九州三連盟代表)が、名城大(北陸・東海三連盟代表)との壮絶な打撃戦をサヨナラ勝ちで制した。

 九州共立大は1点を先制された直後の1回裏、4番片山が今大会注目の右腕・栗林から、左翼席へ着弾する逆転3ランを放った。片山は4-3で迎えた5回にも右翼席へ飛び込む2ランを放ち、大会史上7人目となる1試合2本塁打を記録。史上初の1試合3発が期待されたが、続く第4、第5打席は勝負を避けられた。

 それでも、6-7で迎えた8回は、1年生の7番平良がチーム3本塁打目となる同点ソロをバックスクリーンへ。7-7の9回裏は、片山敬遠で一死満塁となったあと、5番望月が投手を強襲するサヨナラ適時打内野安打を放った。

 投手陣は竹本、岩崎、久保の継投。9回は久保が二死二塁のピンチを招いたが、痛烈なピッチャーライナーを好捕。直後のサヨナラ劇を呼び込んだ。