サムスンがGalaxy Note8、そしてS8とS8+用のドッキングステーション『DeX Station』の日本発売を決定しました。発売は11月1日から。Galaxyシリーズのヘビーユーザーが待望していたこの周辺機器が、ついに日本でも入手できます。

特徴は、本体のみでは不可能な、Windowsデスクトップ風のマルチウィンドウ画面表示が可能になる点。本機を経由して外部ディスプレイとマウス、キーボードに接続することで、本体のマルチウィンドウ表示よりもはるかに効率的な作業が行えます。


もちろん画面出力をせず、充電用クレードルとしての使用も可能。また外部ディスプレイに接続する場合は、一般的なAndroidスマートフォンのようなミラーリングモード(スマホ画面をそのままモニターに表示する動作)にも対応します。

マルチウィンドウ表示は対応アプリ(Galaxy標準アプリやMicrosoft Officeなど)以外では動作に不具合が生じる場合もありますが、そうした際にもミラーリングモードが使えるという仕様です。



搭載する端子は、HDMI出力とUSB 2.0タイプA×2(キーボードやマウス、ストレージなどの接続用)に加え、有線LAN端子(100Mbps対応)までも装備。さらに電源入力用のUSBタイプCも備えます。



このようにDeX Stationは、Galaxy S8とS8+、Note8の活用の幅を広げられる周辺機器。普段持ち歩いているスマートフォンがそのまま使えるため、他のPCなどを使う場合に比べてデータ移動の手間などが省け、セッティングも短時間で行えるのがメリットです。

実はこのDeX Station、発売対象国ではS8シリーズと同時に発売されていたことから、日本でもアツいGalaxyユーザーを中心に、待望されていたモデルというわけです。
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