ネオマーケティングは9月26日、「曜日に関する調査」の結果を発表した。調査は9月11〜13日にインターネットで実施し、同社運営の「アイリサーチ」登録モニターで土日祝いずれかが休みの仕事をしている20〜59歳の男性1000人から回答を得た。

平日の各曜日に対するイメージを聞くと、月曜日から木曜日はすべて1位が「忙しい」となっている。特に月曜日は1位「忙しい」が64.6%、2位「疲れを感じる」42.8%、3位「やる気が出ない」39.6%と、他の曜日に比べ各項目で1〜2割程度高い数値が出ている。

基本的に「金曜日以外はつらい」と感じている人が多い模様

では、実際に各曜日にどのような気持ちになっているのだろう。月曜日は「忙しいと感じる」(62.5%)と「やる気が出ない」(38.0%)が他の平日を大きく上回る結果となった。

ポジティブな気持ちは、全体的に金曜日が高い傾向にある。他の曜日と比較して「ほっとする」(27.0%)、「嬉しくなる」(23.2%)が20ポイント以上、「頑張りたくなる」(17.8%)、「やる気が出る」(15.2%)が10ポイント以上高くなっている。

また「リフレッシュできる」は水曜日(7.6%)と金曜日(8.1%)が他の曜日と比べ5ポイント程度高くなっているが、回答者はほぼ「金曜日以外はつらい」と感じているといえそうだ。

好きな曜日を聞くと、やはり1位は「金曜日」(58.1%)。2位以降「木曜日」(10.8%)、「水曜日」(9.8%)、「月曜日」(5.1%)、「火曜日」(4.2%)となっている。理由を曜日順に見ると、週の序盤は

月曜日「リフレッシュできた後だから頑張ろうという気持ちになる」(40歳)
火曜日「一番頭が回転するから」(34歳)

となっている。水曜日はノー残業デーを採用している企業もあり「忙しさがひと段落する」(44歳)と一旦リセットできるという声も。木曜日は、

「週末が近く、金曜日に比べて忙しくない。金曜日は翌週の計画を立てる必要があるが、木曜日は比較的自由に時間を使えるため」(33歳)

と週末に向けて頑張れる人もいる。金曜日に関しては「花金」(38歳)、「この日をやり遂げれば休日が待っているから」(26歳)と歓喜の声があがっている。

水曜日も「まだ今週が半分あると思うと憂うつになる」

一方、嫌いな曜日については1位が「月曜日」(69.5%)。2位以降「火曜日」(21.9%)、「水曜日」(16.4%)、「木曜日」(13.7%)、「金曜日」(8.9%)と曜日順にランクイン。

理由をみていくと、月曜日は「また今週も働かなければならないと思うから」(28歳)と嘆く声が寄せられた。火曜日は

「まだ4日も働くのかと思うと気持ちが重い」(29歳)
「月曜日のうちは週末まで長いことに対する実感があまりないが、火曜日になって週末までの長さが嫌に思うことが多いから(28歳)

となり、水曜日も「週の真ん中で、疲れも出てきて、まだ半分あると思うと憂うつになる」(47歳)とまだ気分が上がらない。木曜日に関しても

「一番忙しくなることが多いから。 一週間の疲れも溜まってきているが、まだ休日まで時間があるから」(35歳)
「特に忙しく無駄な時間が多く発生するから」(49歳)

と仕事がピークになる人も少なくはないようで、金曜日も「週末で業務が集中するから」(28歳)と休むために仕事に追われる構図ができあがっているようだ。