特許庁は9月26日、音のみの曲(メロディー、ハーモニー、リズムなど、音楽的要素のみからなる音商標)の商標登録を初めて認めたと発表した。「ラッパのマークの正露丸」で知られる大幸薬品や米インテル、独BMWの3社の曲で、いずれもCMなどで聞き慣れたものだ。各社から登録料が納められた後、商標登録される。

特許庁では、2015年4月1日から、音や動き、色彩といった新しいタイプの商標の出願を開始。すでに音商標では、「ファイトーイッパーツ」(大正製薬)、「おーいお茶」(伊藤園)など約170件が登録されているが、音のみのものは初めてだという。

特許庁のHPでは、音声も聞くことができる(http://www.jpo.go.jp/seido/s_shouhyou/otoshouhyou-hatsutouroku.htm)。

(弁護士ドットコムニュース)