さくらの心情とリンクした、なぎなたシーンの撮影秘話
- なぎなたの練習はいかがでしたか? 8月28日に行われた舞台挨拶では、撮影日の前日に、やるはずだったなぎなたの型が変更になり、挫折しかけたとお話されていましたが…。
- そうなんです。舞台挨拶で西野(七瀬/東島 旭役)が言っていた通り、それぞれのメンバーになぎなたの吹き替えの方が必ずいらして。ただ、なぎなたのシーンは、ほぼ本人たちが演じているんです。私も、自分のシーンは自分でやりたいと思っていたし、自分でやるものだと思って撮影に臨んでいました。そんななかで、さくらちゃんのなぎなたのシーンの型が撮影直前でまったく違う型に変更になって…。
- 型の変更は、英 勉監督の指示だったとか。
- 次の日の朝からそのシーンを撮るスケジュールで、前日の夜に型が変わったので、私もさすがに今からその型を覚えるのはムリなんじゃないかって…心が折れそうになりました。ただ、みんなは吹き替えの方に頼らず自分でなぎなたのシーンを演じているので、私だけ吹き替えの方に頼るのは、自分のなかですごくイヤで…。
- そこから猛特訓されたんですか?
- はい。型が変わった日の撮影が終わったあと、夜遅くまで練習をしました。私が残って練習するのはもちろん当然なんですけど、なぎなたの先生と監督さんも、私の練習にずっと付き合ってくださったんです。
- そうだったんですね。
- 連日の撮影でみなさん疲れているはずなのに、イヤな顔ひとつせず、「まだ終わらないのかよ」みたいな雰囲気を出すこともなく(笑)。私の「やりたい!」というワガママに、夜遅くまで付き合ってくださったので、私としても「やるしかない!」という気持ちでした。
- 実際、本番はどうだったんですか?
- 前日にみなさんと一緒に夜遅くまで練習をしたんですけど、そのときは本当にできなくて。でも、撮影当日……本番は一発でできちゃったんです。
- スゴいです! まさに、松村さんの勝負強さが発揮された瞬間ですね!!
- そうなんです! 自分でも勝負強さが出たなって。でも、よくよく考えてみたら、そのシーンはいつもひょうひょうとしているさくらちゃんが、ガムシャラに打ち込むという場面で。私自身も型が変わったことに、とにかく必死でやるしかないという感覚だったので、まさに物語のなかのさくらちゃんの姿と重なったなと思いました。
- 物語でのさくらの状況と、松村さんの状況が合致したんですね。
- 型が変わったときは本当に監督さんを恨みましたが…(笑)、一回で成功したときは、「もしかして、監督さんはわざとこのタイミングで型を変えたのかな?」と考えてしまうくらいでした。自分でもいいシーンだなと感じます。
- 素敵です。ちなみに、さくらたちがなぎなたに熱中したように、松村さんが青春時代にのめり込んだものはありますか?
- 私の出身高校は野球が強くて、ちょうど私が高校1年生の頃も甲子園で優勝をしたくらいなんです。それくらい、野球の名門だったので、毎年夏は球場に行って、野球部の応援をしていました。その思い出はとても青春だなぁと思います。
- 野球の応援は、学生時代の青春って感じですね!
- みんなでお揃いの服を着て、お揃いの帽子をかぶって、同じかけ声をして…っていう一体感はすごく青春っぽいですし、熱中しました。あの感覚をまた味わいたいなあって思っちゃいます(笑)。
個人活動が増えて…周りの意見が大切と思うようになった
- 8月27日(※取材日の前日)は、松村さんのお誕生日でした。改めて、お誕生日おめでとうございます!
- ありがとうございます!
- 25歳になりましたね。
- 正直、自分が25歳になるとは思っていなくてビックリしています。というのも、25歳って私のなかですごく大人なイメージがあって…。私は19歳で乃木坂46に入ったんですけど、心はまだ19歳のままというか…。
- 10代の頃には20代というとすごく大人に感じますが、いざ自分がその年齢になると、抱いていた大人のイメージには全然たどり着いていないなと感じるときがありますよね。
- その通りです…! これまで、年齢はあまり関係ないって思っていたんですけど、周りの友達や、ずっと応援してくれていたファンの方などが25歳になって、人生のなかでいろんな変化を迎えていて。私も、人生のこれからを一番考えないといけない時期なのかな、とはすごく感じています。
- グループのなかでもお姉さんのような存在になってきましたか?
- それが、私が何かを教えるということはあまりないんです。むしろ、私が2期生の子たちに頼ってしまうくらい(笑)。それだけ頼りになるメンバーが揃っています。でも、最近入った3期生は、私とひとまわり年齢が離れている子もいるので、お姉さんと可愛い妹たち、みたいな感じになりますかね(笑)。
- 「これからを一番考えないといけない時期」とお話されましたが、現状でこうなったらいいな、というビジョンはありますか?
- もともと、私は芸能界を目指してこの世界に入ってきたわけではなかったので、正直、デビュー後も“やりたいこと”は明確になくて…。だからこそ、今、ちゃんと考えないといけないですよね。今後についてはまだ決まりきっていないですが、昨年の24歳の年で、声優としての活動や、舞台への単独出演など、いろんな経験をさせていただく機会が増えて…。
- そういった、個人でのお仕事を楽しんでいる?
- 楽しんでやらせていただいている…なかで、「この仕事は自分に合っているのか?」ということを考えながら仕事に臨んでいます。
- いろんな経験を通して見えてくるものもありそうですね。そういった個人の活動で松村さんが大切にしていることはありますか?
- 周りの方の意見をちゃんと聞くこと、ですかね。
- その理由は?
- 私はすごく頑固で、自分のなかで思ったことは曲げずに生きてきたし、これまでのグループ活動でもそうしてきました。乃木坂46では大人数だからこそ、逆に個性が表れてよかったのかもしれないけれど、アイドル以外の活動の現場に参加したとき、その頑固さは通用しないと感じて。
- はじめての現場で、乃木坂46で活動していたような気持ちでは通用しないと…?
- わからないことだらけだからこそ、周りの方のアドバイスや意見は大切だと思うようになりました。言っていただいたことひとつひとつを、自分の力にしていかないと! と日々、感じています。
- 松村沙友理(まつむら・さゆり)
- 1992年8月27日生まれ。大阪府出身。B型。2011年、乃木坂46の1期生オーディションに合格し、2012年に『ぐるぐるカーテン』でCDデビュー。2013年の『BAD BOYS J』(日本テレビ系)でドラマ初出演を果たす。『じょしらく』シリーズや、『すべての犬は天国へ行く』など、舞台にも出演。2017年からは、TVアニメ『少年アシベ GO!GO!ゴマちゃん』、『クリオネの灯り』で声優としても活躍している。
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— ライブドアニュース (@livedoornews) 2017年9月22日- 受付期間
- 2017年9月22日(金)12:00〜9月28日(木)12:00
- 当選者確定フロー
- 当選者発表日/9月29日(金)
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- 当選者発表後の流れ/当選者様にはライブドアニュース運営スタッフから9月29日(金)中に、ダイレクトメッセージでご連絡させていただき10月2日(火)までに当選者様からのお返事が確認できない場合は、当選の権利を無効とさせていただきます。
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