(台北 24日 中央社)台湾の代表的な庶民フード「ルーローファン(滷肉飯、豚肉そぼろご飯)」の魅力を世界に発信する、経済部(経済省)商業司主催のプロモーションイベント「台湾ルーローファンフェスティバル」が23日に台北駅でスタートした。会場では試食や販売が行われたほか、200人分の特大ルーローファンが用意され、おいしそうな匂いに誘われて足を止める旅客の姿も目立った。

米CNNの旅行情報サイトが発表する「台湾料理ベスト40」で1位に選ばれたこともあるルーローファンは、実はとても奥が深く、台湾各地で味わいが異なる。

イベントは、23日の台北駅を皮切りに、新北市(9月2日)、桃園市(同9日)、台中市(同15日)、台南市(同23日)、高雄市(同30日)を巡回し、さまざまなルーローファンを紹介するという。

イベント期間中には、地方政府や美食家、一般の人々からの推薦を基に選ばれた選りすぐり78店舗の情報を、ウェブサイトやフェイスブック、ライン、ブロガーの記事などを通じて広く発信し、国内外での知名度アップを目指す。

(程啓峰/編集:塚越西穂)