クラウドファンディングサイト Indiegogoで出資募集が行われていた7インチの小型PC、GPD Pocketが届きました。

GPD Pocketは、日本国内でも昨年発売され人気を博している、ゲーム向けデバイス GPD WINを、さらにPCライクに使用できるよう変更した端末です。プロセッサにはAtom x7-Z8750を採用。メモリ8GB、ストレージ128GB、タッチパネル対応の7インチ フルHDディスプレイなど、ノートPCとして本格的に使える仕様となっています。

5.5型300gのクラムシェル型Win 10機GPD WINの出資募集が開始、パームトップPC好きへの福音となるか

日本向けには今週から出荷が開始されており、私の場合は出荷の案内(自分のPledge IDが載ったExcel)が来た翌日に届きました。ちなみに配達は佐川急便。

なお、Pledge IDがわからないという質問をいくつか頂いたので書いておきますが、indeigogoで出資したときに送付されるメール「Contribution Confirmation」内にあるリンク、View order detailsを開いたときのURL末尾の数字が自身のPledge IDです。

そんなGPD Pocket、取り急ぎ今回は、開封のレビューをお送ります。

開封レビュー

パッケージは先代のGPD WINと同様。



同梱物。本体のほか、USB-ACアダプタ、USB Type-Cケーブル、ディスプレイ保護シート、マニュアル。



USB-ACアダプタはUSB Type-Cのタイプです。



本体。プラスチック製だったGPD WINとは違い、アルミ筐体を採用。Apple製品とは比ぶべくもありませんが、そこそこの高級感はあります。



GPD WINではプラスチックの突起が付いているだけだった底面には、標準でゴム足が付きました。



技適も取得済み。工事設計認証番号は「204-720192」。総務省のデータベースにはまだ載っていませんが、このDBは反映まで数か月かかるのが普通で、未掲載ということ自体は十分にあり得ます。



インターフェースは右側面にまとまっています。充電を兼ねたUSB Type-Cポート(USB3.0)、USBポート(USB3.0)、マイクロHDMI(HDMI D Type)、3.5mmオーディオジャック。

変則的な配列のキーボード

サイズは7インチタブレットとほぼ同等。iPhone 7と比べると下記のような感じです。



GPD WINとはキーボードのサイズがはっきりと違います。



そのキーボードはやや変則的な配置ながら、主要なキーでは16mmのキーピッチを確保しています。キーストロークはやや深め。



GPD WINでは初期の出荷端末では不正なWindowsライセンスが使われていたという問題がありましたが、今回はその点も大丈夫なようです。



以上、外観を中心に駆け足で紹介しましたが、詳しい仕様や実際の使い勝手等、詳細なレビューは追ってお届けする予定です。少々お待ちください。