ドンナルンマ獲得について、ユーベGMは「獲得を試みる義務がある」と明言

 イタリア王者ユベントスのジュゼッペ・マロッタGMは、契約延長を拒否したACミランのイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマについて「獲得を試みる義務がある」と明言。

 イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」のインタビューに応じた。

 ドンナルンマは18歳にしてイタリア代表に選出され、“イタリアの未来”とも称される期待のGKだ。そのジャンルイジというファーストネームからも、ユベントスとイタリア代表の守護神であり主将のジャンルイジ・ブッフォンの後継者として期待は根強い。そうした状況下で、ミランと残り1年となった契約を延長しないという意志を明らかにしているドンナルンマ獲得に、ユベントスは手を挙げるという。

「間違いなく言えることは、ユベントスは移籍市場において可能性のあるプレーヤーについて獲得を試みる義務がある」

 その一方で、ドンナルンマが契約延長を拒否した騒動の背後にユベントスがいるのではないかという黒幕説は「このケースにおいて、それはノーである」と完全否定した。あくまでも、ミランとドンナルンマ、その代理人ミノ・ライオラ氏の問題であるとしている。

 イタリア国外のレアル・マドリードやマンチェスター・シティも高額年俸を用意してドンナルンマ獲得を狙っているとされるなか、国内のチャンピオンチームもその争奪戦に参戦するという。一躍、移籍市場の超注目銘柄と化したドンナルンマは、イタリア王者でのプレーを選択するのだろうか。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images