2017年3月2日、大韓サッカー協会の鄭夢奎(チョン・モンギュ)会長が、2030年のサッカーワールドカップ(W杯)について「北朝鮮はもちろん、中国、日本との共同誘致を進めている」と明かし、注目を集めている。韓国・ジョイニュース24が伝えた。

鄭氏は2日、ソウル・ワールドカップ競技場内に誕生した施設の開館式に出席し上のように述べ、この背景として「最近FIFA(国際サッカー連盟)が、2026、2030年のW杯を2〜3カ国が共同誘致する方向で決定した」との事情を説明した。鄭氏によると、各国との議論はまだ初期段階だという。しかし02年の日本との共同開催に続き「2度目の共同開催の可能性が開かれた」として、「2030年にはぜひとも誘致したい」と意欲をみせた。

大韓サッカー協会がこの日オープンさせた施設「フットボール・ファンタジウム」は、02年大会の資料などを展示していた既存の「ワールドカップ記念館」を全面改修したいわば「サッカーのテーマパーク」。誘致が決まれば、開催までの準備段階の記録や資料が後にここに展示されることになるという。

2030年のW杯をめぐっては今年1月、日中韓3カ国での共催案が浮上していると日本で報じられ韓国でも話題になったが、さらに北朝鮮を加えた鄭会長の案には韓国のネットユーザーたちも驚いているようだ。記事には「おかしくなった?」「あり得ないことを言ってる」「正気じゃない」「幼稚な考えだな」といったコメントが多数寄せられている。

また、「日本とは1回共催したんだからもういいじゃないか」「単独開催する余力がないなら他国に譲ってやりなよ」「北朝鮮も日本も中国も好きじゃない」「国際スポーツ大会を誘致すると経済に大打撃になるのが分かってるのに、なぜまた?」と、理由を挙げながら案に反対する声も。

さらに、「北朝鮮は外そうよ」「北朝鮮はその頃滅びてなくなってると思うが」「北朝鮮は政治的にも経済的にも孤立させるべきなのに、なぜわざわざW杯で食べさせてやる必要がある?」「それまでに南北が統一されてるだろうというシナリオなのかな」と、北朝鮮に言及するコメントも目立った。(翻訳・編集/吉金)

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