映画『スター・ウォーズ』シリーズでレイア姫を演じてきた女優キャリー・フィッシャーさんが亡くなったことを受けて、同シリーズを手掛けてきた米ディズニーが生命保険金として史上最高額の5,000万ドル(約55億円・1ドル110円計算)を受け取ることになりそうだと保険ニュース専門サイト The Insurance Insider が報じた。

 フィッシャーさんは、2015年公開の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を皮切りにした新3部作への出演契約を結んでいたものの、昨年12月27日に急逝してしまったことで、その契約を守ることが不可能になってしまったため、ディズニーは保険金を請求。情報筋によると、アメリカ拠点のリスクアドバイザーたちが契約査定した5,000万ドル(約55億円)の保険金が、保険会社ロイズ・オブ・ロンドンより支払われることになるという。

 フィッシャーさんは23日にロンドンからロサンゼルスへ向かう飛行機内で心臓発作を起こし病院に搬送され、そのまま帰らぬ人となってしまった。エピソード7こと『フォースの覚醒』では30年ぶりにレイア姫を演じて話題を呼んだばかりだった。その続編にあたるエピソード8の撮影はすでに終えており、同作は今年12月15日に公開される予定。エピソード8ではより大きな役になっていたと報じられていただけに、エピソード8以降のストーリーを大幅に変更せざるを得ない状況とも一部では伝えられている。(編集部・石神恵美子)