source:https://www.kickstarter.com/projects/1733117980/airselfie

自撮りの流行とともに大流行した自撮り棒だが、棒を持って撮影する必然として、どうしても同じようなアングルとポーズばかりになってしまう。

それに棒の長さや重さもあるから、撮影できる距離や範囲も限られているし、なにより自撮り棒を持って歩くとが面倒になってきた、という人も多いだろう。

そしてもう一つ、自撮り棒で撮影している姿がなんとも滑稽に見えてしまうという人もいるだろう。

そんな人たちにあっと驚く朗報だ。

自撮りしたいとき、スマートフォンのケースから取り出したアレを飛ばして撮影しようという製品だ。

スマートフォンのケースの格納できるドローン

スマートフォンのケースから取り出したアレとは、小型ドローンだ。

使わないときは常にスマートフォンのケースに格納しておけるので全く邪魔にならないし、スマートフォンのケースからドローンを取り出して飛ばすこと自体が、周りの人たちを驚かせること間違いない。

https://ksr-video.imgix.net/projects/2704117/video-721771-h264_high.mp4

そのドローンは『AirSelfie』という名で、そのサイズは9.5cm×6.7cm×1cmと超小型だ。重量もわずか52gである。

使うときにはスマートフォンのケースからさっと引き抜き、アプリで自撮りのモードを選べば『AirSelfie』が中に浮いて撮影を開始する。

『AirSelfie』は自撮りに特化したドローンなので、操作も簡単だ。撮影には3つのモードがある。

「Selfie mode」は「遠く」と「近く」を選ぶだけで、『AirSelfie』が自動的にほどよい位置から撮影してくれる。

「Selfie Motion Control mode」はスマートフォンの画面に表示される仮想ジョイスティックで、リアルタイムで『AirSelfie』をコントロールできる。

「Flying mode」は気に入った位置で『AirSelfie』をホバリングさせておくことができる。

source:https://www.kickstarter.com/projects/1733117980/airselfie

ケースに格納すれば自動的にデータ転送と充電

そして撮影が済んだら、再び専用のスマートフォンケースに格納することで、撮影したデータがWi-Fi経由でスマートフォンに転送されて、画面で写真や動画を確認できる。

source:https://www.kickstarter.com/projects/1733117980/airselfie

また、ケースに格納すると、ケースに内蔵されたバッテリーから充電も行われ、30分ほどでフル充電になる。

『AirSelfie』の一回の飛行時間は3分程度だが、ケースからの充電によって、約20回分の飛行に必要な充電が行われる。

source:https://www.kickstarter.com/projects/1733117980/airselfie

また、上昇できる高さは最大で約20mとなっているので、かなり引いたアングルで撮影することも可能だ。

搭載されているカメラは5メガピクセルで、HD品質の動画も撮影できる。

もうすぐ自撮り棒が時代遅れになる

『AirSelfie』はクラウドファンディングの『Kickstarter』で資金調達中だが、すぐに目標額を超えたため、製品化はほぼ確実とみられている。

スマートフォンのケースから超小型ドローンを取り出して自撮りをするというスタイルを知ってしまったら、もう自撮り棒は野暮ったく感じてしまうだろう。

もっと自由に自撮りを楽しみたいという人には、無くてはならないガジェットになりそうだ。

【参考】

※ AirSelfie by AirSelfie Holdings Ltd London - Kickstarter