女優の川栄李奈が22日、都内で行われた振り込め詐欺撲滅のPRイベントに出席した。
川栄は全国銀行協会が展開する「振り込め詐欺等の被害防止啓発活動」の応援サポーターに就任。全国銀行協会の國部毅会長よりタスキを授与され、「重要な役割に就任させていただき本当にありがとうございます。私自身は振り込め詐欺についてよくわからないことが多いので、皆さんと一緒に学べたら」と語った。

「若い世代の子は振り込め詐欺に対する意識が低いと思うんですけど、この活動で皆さんに知ってほしいですし、おじいちゃんやおばあちゃんにも自分から伝えていってほしい」と同世代に呼びかけた川栄だが、イベント後に行われた囲み取材では、「小さい頃から嘘をつくのがすごく好きだった」と告白。「嘘をつく癖があって、小さい頃はお母さんとかよく騙してました」とぶっちゃけた。詐欺撲滅イベントでのまさかの“騙す側”発言に、動揺した報道陣から「大丈夫ですか?」と心配する声も飛んだが、本人は「あ、はい。大丈夫です。小さな嘘なので」と動じず、「寝坊したのに『してない』と言い張ったりとかはよくあります」と笑っていた。
「人を騙すことが多いんですけど、騙されることも多い」という川栄は、「AKBのメンバーは無邪気な子が多いので騙されることはよくありましたね」とAKB48に所属していた当時を回顧。そのAKB48は年末の紅白歌合戦で、投票により出演メンバーが決定する企画を実施中。川栄は「今回の紅白は投票なので、是非ぱるるさんに出てほしいなと思っています」と年内をもってグループを卒業する島崎遥香への想いも語った。
また、今年一年を振り返って「やりたかったお芝居をたくさんやらせてもらったので、周りの皆さんにとても感謝しています」と充実感をにじませ、来年も「たくさんお芝居ができれば」と抱負を述べた。


イベントでは、劇団ひまわりによる『ダマされないで!振り込め詐 欺撲滅隊』の寸劇も実施。寸劇を見た川栄は「高齢者の方じゃなくても、私でも騙されてしまいそう」と手の込んだやり口に舌を巻き、「(身近な高齢者に)教えてあげることでだいぶ違うと思うので『気をつけてね』って言いたい。コミュニケーションをとることが大事だなと思いました」と語った。
平成28年度の「振り込め詐欺等の被害防止啓発活動」では、大相撲の秋巡業および冬巡業の場においても啓発活動を実施したことから、この日のイベントには日本相撲協会広報部副部⻑の芝田山親方(元横綱・大乃国)も出席した。

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