香水選びを「難しい」と感じている人は多いはず。自分にどんな香りが合っているのか判断するのも難しいし、できれば周りの人と同じものは避けたいし…。そんなあなたのために、コスモポリタン イギリス版が有名な 星占い師のスーザン・ミラーさんに聞いたところ、それぞれの星座別に合う香水があるのだとか。以下を参考に、納得の香水選びをしてみて!

牡羊座

「香水選びに関して言えば、牡羊座は慎重で間違えたくないタイプ。柑橘系で、フローラルの香り(花は牡羊座が生まれた頃に咲くものが多いので)をミックスさせたものなどがピッタリでは? 柑橘類は心のみならず、感覚を刺激するものとしても知られています」とスーザンさん。アメリカンビューティー(バラの一種)やハニーサックル、乳香、ミルラ、ジャスミン、ゼラニウム、ショウガ、松など、棘のある花はすべて牡羊座を象徴するものなのだとか。「柑橘系の中でも牡羊座に良さそうなのは、レモン、グレープフルーツですね」とミラーさん。

牡牛座

「牡牛座の人の香りと言えば、バラ。バラをベースにしたものなら何でも間違いないし、少しすみれの香りが入ったものも同じぐらい理想的」とミラーさん。「牡牛は大地の象徴なので、白檀(ビャクダン)のような、ちょっとスパイスのある木の香りなどが好みのはず。ムスクベースのもの、すみれやヒヤシンス、桃の花などの香りが入ったものにも惹かれるでしょう」。

双子座

「ピンクグレープフルーツや、柑橘系の軽くてすっきりした香りの入ったものがおすすめ。もう1つの双子座が好む香りは、鎮静作用のあるベチバー。あなたが6月生まれの双子座なら、土星は正反対の位置にあるので、責任感が強い人のはず 。『今日はストレスが多いな』と感じたら、両手首にラベンダーオイルを一滴垂らしてみましょう。もし今日はロマンチックなことがありそうだと思ったら、スズランやライラックの 香りを選ぶと、運が開けそう」

蟹座

「美容に関しては、ナチュラルでありながら、ロマンチックなものを好みます」とミラーさん。「花と香りで言えば、ユリやクチナシ、白いライラック、白バラ、ジャスミン、ハニーサックルなどの白い花すべてと、シングルノートのフローラル系フレグランスは蟹座に関係があります。試してみて、このうちの1つがベースになったものが気に入れば、それがあなたを物語る香水になるはず」。

獅子座

「獅子座の性格の素晴らしいところは、ファッションや洋服を愛するところ、そして、流行に敏感なところ。あなたは、あまりオシャレじゃない洋服がクローゼットいっぱいにあるより、数着でもいいから、少数精鋭を好むタイプ。香りに関しても同じです。手頃なものを数多く揃えるより、最高の香水を1本求めます。獅子座は気高さと近い関係にあるのです」とミラーさん。「獅子座の支配星である太陽は太陽系の中心であり、他の惑星はその周りをぐるぐる回っています。太陽には特別な役割があるのです。獅子座はリーダーとして、支配者や最終権限を持つべく生まれついているので、それにふさわしい注目を集めるような香りを選ぶことです」。

乙女座

「美において完璧主義者として知られる乙女座は、新しい美容法に手を出すのが大好き。乙女座にぴったりの香りはバニラベースか、フレッシュシトラスをベースにしたベチバー、リラックスしたいときは、ラベンダーがいいでしょう」とミラーさん。「一般的に、乙女座は少しフローラル系の入った、フレッシュで軽い香りや、スズランなどのシングルノートが好み。夜は、白檀などの温かみがあってセンシュアルな香りが大地を象徴する乙女座に最適です」。

天秤座

「天秤座は、魔法使いのように香水を使います」とミラーさん。「普段から1つに決めず、いくつかお気に入りの香りがあるのが天秤座。季節や気分、状況に合わせて香りを変えています。クラシックなフローラル系から、軽くてエレガントなものまで、あまり重くないものを好む傾向がありますね」。

蠍座

「蠍座の花と言えば、菊、タチアオイ、ゼラニウム、ハニーサックル、ユーカリなど。そして、誕生石は深紅のブラッドストーン。だから、蠍座に合う香水は、軽くてずっと残るムスク。たくさんの種類があるので、時間をかけてじっくり選んでみて。もしタクシーの運転手さんに、奥さんに同じものを買いたいから銘柄を教えてくれ、と言われたら、あなたのチョイスは間違っていなかったということ。私はお気に入りの香水をつけていると、こういうことがよくあります。まったく見知らぬ人が何をつけているのか聞いてくるのです。きっと、あなたにも同じことが起きるはずですよ」と、ミラーさん。

射手座

「射手座の花はカーネーション、ドムベヤ・ブルゲシアエ、タンポポ、ビジョナデシコ、ヒース。誕生石はトパーズ。射手座はターコイズとも関係があるので、これもラッキーアイテム」とミラーさん。「射手座に合うのは、温かみがあって、とても官能的な、ウッディー系か柑橘系。またはパンチの効いたフローラル系。それから射手座は4元素のうちの火に分類されるので、スパイシーな色がピッタリ。濃いコーラルレッド、赤褐色、サフラン、パプリカ、シナモン、カレー、シトロン、トウガラシの色味などですね」。

山羊座

「山羊座は大地を象徴し、歴史とも関わりがあります。過去のものを評価することができるのです。山羊座が特に好む香りは温かみのあるウッディーなもの、白檀をメインに使ったものです」とミラーさん。「あるいは、温かみのあるフローラルもいいし、かつてのフランス人デザイナー達が作った香水も、とてもあなたらしいでしょう(ブランドでいうとシャネル、ランコム、ディオール、ゲランなど)」。

水瓶座

「水瓶座は環境を保護することに最も関心があり、世の中の動きに対する知的好奇心も旺盛。環境にやさしい、新しい化粧品や自然志向のフレグランスを調べてみて。環境に配慮したグリーンプロダクトは、今や時代の主流。水瓶座に最適な香水は、オレンジの花、果物、白檀、ゼラニウムなど」とミラーさん。

魚座

「ファッションで言うと、魚座の色は、モネの『睡蓮』の色。ラベンダーから濃い紫、あらゆるタイプの青、海緑色、白、青みがかったピンクなどの、水面の色。誕生石は海の色をしたアクアマリンで、昔の船乗りは航海の無事を祈って身につけたものです。誕生花は白い蘭、スミレ、スイセン、カサブランカや他のすべての白百合、クチナシ、睡蓮。魚座に最適な香水は、バニラベースにこれらの植物や、サルサパリラ(熱帯アメリカ原産の植物)、そしてほのかにライラックかスミレの香りが入ったもの」とミラーさん。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:mayuko akimoto

COSMOPOLITAN UK