中国に行ったことがあるなら、特定のWebサイトにアクセスできないことに気が付いたことがあるだろう。こうした"ネット検閲"を設けている国は相当存在しており、どの国でも自由にインターネットを利用できる状況にあるわけではない。

fossBytesに11月22日(米国時間)に掲載された記事「Top 10 Countries With Highest Internet Censorship in 2016」が、2016年におけるネット検閲の厳しい国トップ10を紹介した。

掲載されているネット検閲の厳しい国トップ10は次のとおり。

1. 中国 (88)
2. シリア (87)
3. イラン (87)
4. エチオピア (83)
5. ウズベキスタン (79)
6. キューバ (79)
7. ベトナム (76)
8. サウジアラビア (72)
9. バーレーン (71)
10. パキスタン (69)

逆にネット検閲が緩い国としては、エストニア、アイスランド、カナダ、米国、ドイツが挙げられている。fossBytesに掲載された記事は「Freedom on the Net 2016|Communication Apps Under Pressure」がベースになっており、Freedom Houseのデータによるネット検閲の緩い国トップ10は次のようになっている。

1. エストニア (6)
2. アイスランド (6)
3. カナダ (16)
4. 米国 (18)
5. ドイツ (19)
6. オーストラリア (21)
7. 日本 (22)
8. 英国 (23)
9. フランス (25)
10. ジョージア (25)

日本はオーストラリアに次いでネット検閲の緩い国の第7位につけている。

(後藤大地)