[ちちんぷいぷい‐毎日放送]2016年9月6日放送の「石田ジャーナル」のコーナーで、京都市伏見区にある伏見稲荷大社が紹介されていました。

世界最大の旅行サイト「トリップアドバイザー」で外国人に人気の観光スポットとして、3年連続1位の伏見稲荷大社。本殿から山頂へと、稲荷山の奥に伸びる参道には、約1万基の鳥居が連なり幻想的な景色が広がります。

サンダルやヒール姿で登山

ところが、その景色に見とれ、人の流れに乗って参道を歩いていると、「いつの間にか山の中」ということに。足元はサンダルやヒール、キャリーバッグを持った旅行客など、急な参道を登るには不安げな格好の方も見受けられます。本殿から約45分の所にある「四ツ辻」には茶屋があり、ここで救急隊を要請する方が多いといいます。

伏見消防署の救急隊員は「登るにつれ、ハチなどの害虫が出る可能性がある。下山して引き返す、勇気ある決断も必要。特に最後の分かれ道『三ツ辻』以降は急な階段が続きます。事前に下山ポイントを確認し、天候と体調を考慮して参拝ほしい」と話します。

意外と知られていない、伏見稲荷大社の山道参道。山頂までは約1時間です。階段状に舗装されていますが、歩きやすい靴と服装は必須です。(ライター:青空繭子)