何かと世間を騒がせた時代もあった沢尻エリカには、本気で「お笑いコンビ」を組んでいた時代が存在した。

「あまり仕事がなかった03年、親友のグラドル・福愛美と組んでお笑いコンビ『あみ→ご』を結成。エリカ様は『そっちの手ぶらかい!』などのツッコミを担当していた。本人は『いろんな雑誌に企画を出しているんです』と意外にヤル気があったようですが、目標のM‐1出場は果たせず自然消滅しています」(アイドル誌ライター)

 99年にデビューし、1億円かけて売り出すも壮絶にコケたのが、上戸彩が所属していたアイドルグループ「Z‐1」。

「20世紀最後(Z)に1番を取ると意味のグループ名でした。3作目のシングル『BaKKAみたい!!』がタイトルの問題でNHKの放送自粛になるなど成果は残せず、宣伝費につぎ込まれた1億円は回収できないまま、上戸のソロ活動重視で解散となりました」(芸能ライター)

 福山雅治を射止めた吹石一恵は、芸能界で1、2を争うナイスボディの持ち主。ところが致命的な欠点があった。

「バラエティ番組でデビューシングル『セピアの夏のフォトグラフ』を流された時のこと。視聴者からは一斉に『やめてぇ〜』の大合唱。広瀬香美プロデュースの力の入った楽曲でしたが、吹石の歌唱力がひどすぎて撃沈し、歌手活動もこの1枚でジ・エンドとなっています」(前出・芸能ライター)

 皆、よくぞここまで伸し上がったものである。