ユウジスゲノが手がけるブランド「ヴェンヌ(BENNU)」が、渋谷ヒカリエで初のランウェイショーを開催した。「Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO 2016 A/W」初参加となる今回は、ベーシックなデザインに仕上げたメンズ、ウィメンズのコレクションを発表。ショーではLUNA SEA、X JAPANに所属するSUGIZOが生演奏を披露した。 ヴェンヌがMBFWTに初参加の画像を拡大

 2015年にスタートしたヴェンヌは、「ノーアイディー(NO ID.)」を立ち上げたスゲノ ユウジが手がけるブランドで、「Wear the mood」 をコンセプトに掲げ、"今の空気をカタチにするクリエイト"を追求。2016-17年秋冬コレクションでは、ジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)の楽曲を着想源に、音楽に影響を受けて育った大人に向けたコレクションを発表した。切り替えを多用したレザージャケットや、レオパード柄のロングコートなど、パブリックにこだわったというアイテムを揃えた。ショー開催に至った経緯についてユウジスゲノは「19年間デザインの仕事をしてきて、いつからか服を物としてみるようになっていました。ただ近年はやはり"ファッション"として服を表現していくことが大切だと考えるようになり、今回参加することに決めました」とコメント。GLAYなどの衣装を手がけるなど、音楽業界と親交が深いことから、SUGIZOによるバイオリン演奏が実現した。■2016-17年秋冬コレクション 全ルックはこちら