27日放送の「解決!ナイナイアンサー」(日テレ系)で、モデルの"くみっきー"こと船山久美子が幼い頃貧しかったことを暴露した。裕福な家庭に生まれながら父親の事業が失敗し会社は倒産。4,000万もの借金を抱えた船山家は、電気や水道を止められるような生活を強いられたそうだ。「あの可愛らしい、苦労知らずのようなくみっきーがそんな辛い生活を送っていたなんて・・・」と驚いた人も多いのではないだろうか。

だが、芸能界には「壮絶なビンボー生活」を子供の頃に味わってきたタレントが少なくない。

ダウンタウンの浜田と松本 →2人が住んでいた当時、故郷の尼崎市は「貧乏な家」が珍しくなかったそうで、松本は「単純に貧乏で、欲しいモノをねだったりしなかった」「自分は(生涯)50〜60万で育てられた」と冗談まじりに語っている。一方、浜田はもっと酷かったようで、住んでいたアパートがかなり老朽化し、ある日浜田宅の二階の床が抜け"韓国人のおばちゃん"が落っこちてきたことがあったという。浜田曰く「初めから貧乏だったわけではなく、大阪万博を過ぎたあたりからヤクザが取り立てに来るようになった」そうで、どうやら父親が知人の連帯保証人になってしまっことが原因らしい。

モデルのマギー → ハーフで美しい顔立ちに抜群のスタイルで「華やか」なイメージの強い彼女だが、幼い頃両親が離婚。兄と3歳のマギーを引き取った父親イアン氏はかなりの自由人で、ナレーターから俳優まで幅広く行っていたものの職業柄仕事が無い時は収入がゼロ。少ない生活費で親子3人で生活していくために、食事は「もやし」がメイン、ストーブ・エアコンは一切使わない節約生活の日々。たま〜の贅沢に『すき焼き』を食べる時は牛肉ではなく豚バラだったそうだ。

女優の麻生久美子 → 何度か極貧生活を明かしてきた麻生。父親がギャンブル好きで家にはしょっちゅう借金とりが来ていたという。母親はいくつも掛け持ちで仕事をするが、父は母を殴ってでもお金を持って行くDV夫で、貧乏以上に壮絶な現場を目撃した幼少時代だったようだ。毎日同じ服を着て登校するため「いじめ」にあったり、近所でザリガニを取ってきては茹でて食べたというエピソードも。

モデルのアン・ミカ → 今でこそセレブ婚を満喫してるアン・ミカだが、年子の5人兄弟と両親の7人で4畳半一間の生活を送っていた。韓国生まれ・大阪育ちの彼女はとにかく貧乏で、夜中に青果市場へ行かされ売り物にならない果物をもらいに行ったとか、スイカがようやく手に入った時は食べた後に皮で体を拭いていた・・など、信じられないエピソードが話題となった。

現代の日本で、本当なのか?・・と疑ってしまうような貧乏体験である。