2007年にアメリカに上陸したときから、ハリウッドは彼の運命の場所になると言われていた。当初は“反抗”していたデイビッド・ベッカムだが、2013年に現役を引退してからは、演技にトライすることを阻む言い訳はなくなったのだ。

ベッカムは、マドンナの元夫ガイ・リッチーの作品「Knight's of the Roundtable: King Arthur」で、声の出演を果たすことになったのだ。ベッカムは「セリフは13個だけだけど、すごく練習した」と明かしている。『Times』で、同氏は次のように述べた。

「キャリアを終えてから演技の道を選び、失敗した元スポーツマンがたくさんいることは分かっている。難しい仕事だからね。能力と規律が求められる。だからこそ、焦りたくないんだ。少しずつ進めたい。批判は避けられないし、それには準備しているけどね」

ベッカムを助けたのが、セレブ界の友人の一人、トム・クルーズのようだ。『Daily Star』によると、数年前からベッカムに助言していたという。情報筋によると、クルーズはベッカムが映画界でもやっていけると確信しているそうだ。「イケメンのカリスマだからだ。ハリウッドでうまくいく2つのクオリティーだよ」と情報筋は話している。

そして、中にはベッカムを「次の007に」という声もあるという。情報筋はこうも述べた。

「トムはシークレットエージェントの演じ方をよく知っている。『Mission Impossible』シリーズで成功したからね。だから、彼のアドバイスはベッカムにとって有益でしかないはずだ。本当に彼がオファーを受けた場合にね」