結婚を考える上で、無視できないのが「相手の年収」です。低すぎると、結婚後の生活は不安でいっぱい! とはいえ、「女性側の高望み」が問題になるケースも珍しくありません。こうした状況の中、世の中の女性が、結婚相手に求める年収の最低ラインはどのように変化しているのでしょうか。最新アンケート結果をランキングで紹介します。

Q.あなたが、結婚相手に求める年収の最低ラインは?

●第1位/「400万円台」……26.8%
○第2位/「300万円台」……25.4%
●第3位/「500万円台」……24.6%
○第4位/「600万円台」……9.2%
●第5位/「700万円台」……4.2%
○第6位/「200万円台」……3.5%
●第6位/「1,000万円以上」……3.5%
※第8位以下省略。

第1位〜第3位までは、非常に僅差! 300万円台〜500万円台を選ぶ女性が多いことがわかりました。それぞれの理由も聞いてみましょう。

■第1位/「400万円台」

・「自分の年収を足して、彼の年収が400万円くらいないと、子どもを育てられないと思うから」(26歳/アパレル・繊維/秘書・アシスタント職)

・「公務員の平均年収」(30歳/団体・公益法人・官公庁/その他)

・「20、30代なら400〜500はほしい。専業主婦になりたいから。自分の稼ぎが300台後半だからそれよりあってほしい」(32歳/医療・福祉/専門職)

30代前半の男性の平均年収が、およそ400万円台前半ですから、「普通で」という意見が第1位となりました。とはいえ、ここを「最低」と考える意見が目立ったのも事実。まだまだ男性へのプレッシャーは厳しい!?

■第2位/「300万円台」

・「自分も働きたいので、それくらいの年収があれば十分生きて行けると思うけれども、ある程度余裕を持ちたいので」(25歳/その他/その他)

・「コレくらいだと一緒に働けばいいし、私が働けなくなっても、なんとか大丈夫だと思うから」(32歳/不動産/専門職)

昨今の社会情勢を反映して!? 少々控えめな意見が第2位です。こちらで目立ったのが「共働き前提」という意見。結婚相手として選べる男性の数も、増えそうですね。

■第3位/「500万円台」

・「人間としての最低限の生活はしたい」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)

・「子ども2人はほしいし、出産育児中のことを考えたら最低これくらいはないと……」(30歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

第2位とは逆に、こちらは「平均よりも少し高いところに、最低ラインを置きたい」と考える女性の意見です。データによると、男性の平均年収が500万円を超えるのは、40代を過ぎてから。年齢の幅を広げて、「理想の人」を探すのがオススメです。

■第4位/「600万円台」

・「600万円くらいあれば、自分が働けなくなっても大丈夫だから」(31歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

第3位よりも、さらにハードルがあがります。「これくらいあれば……」と思う気持ちはわかりますが、現実には厳しい!?

■番外編/「1,000万円以上」

・「稼いでもらわないとね。男子なら」(24歳/食品・飲料/技術職)

・「自由のため」(32歳/学校・教育関連/専門職)

男性も、思わず絶句してしまうような意見もチラホラ……。こんな出会いを求めるなら、専門の機関も積極的に利用して。外見や性格で吟味していると、あっという間に「出会いがない!」ということになりかねませんから、注意しましょう!

比較的、地に足の着いた結果となった、今回のアンケート。男性側がどう思うのかも、気になるところです。顔や性格だけでなく、年収もいい「好条件男性」は、売り切れるのも早いもの。チャンスを逃さないよう、がんばってください!

(ファナティック)

※画像は本文と関係ありません

※『マイナビウーマン』にて2015年7月にWebアンケート。有効回答数142件(22歳〜34歳の働く女性)