杉山茂樹のBLOG
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再開する日本代表強化。心配なのは選手たちより森保監督
10月9日と13日、日本代表はオランダのユトレヒトで、カメルーン、コートジボワールと親善試合を行う。日本代表が最後に試合をしたのが、昨年12月の…
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今、語るべき岡崎慎司の活躍と、アンバランスな日本の報道
ネット上には様々な記事が溢れている。サッカーを含むスポーツの世界も例外ではない。そうした混沌の中に巻き込まれがちになるのは、読み進めていく…
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日本サッカーのために。ポステコグルーと横浜FMに貫いてほしい姿勢
横浜Fマリノスは、前節(15節・対名古屋グランパス)、前々節(14節・対川崎フロンターレ)と連敗。13節に6位まで上昇させた順位を、10位に後退さ…
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日本のストロングポイントはドリブル得意なウインガーにあり
川崎フロンターレの新人、三苫薫が好調だ。今季3度目の先発となった先の横浜Fマリノス戦でも2ゴールをマーク。通算8ゴールとし、得点ランキング…
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類い希なクレバーさ。引退する内田篤人に期待すること
先日、引退試合を行った内田篤人。ミスが少ないことが一番の魅力の、まさに好選手だった。右サイドバック(SB)は、1試合に縦のスペースを幾度も…
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日本サッカーは強くなっているか?Jリーグの最高値を更新した川崎フロンターレ
日本のサッカーは強くなっているのかーーとは、毎日、毎日、想像を巡らしていなければならないテーマだ。他の競技、中でも野球との一番の違いかもし…
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日本代表至上主義、五輪至上主義、甲子園至上主義。本当にそれでいいのか?
欧州カップ戦(チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ)の直近5シーズンの成績に基づくランキング=UEFAクラブランキングによれば、ビジャレ…
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「僕はこう見たけど、キミはどう思う?」今こそサッカーのツボを振り返るべき
Jリーグは現在、スタジアムで観戦可能な観客の数を1試合最大5000人に制限している。当初は8月1日からスタジアムの定員の半分まで拡大する方針で…
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理想のサッカーを追求するなら今。今シーズンの意外な見どころ
7月10日から上限5000人の観客で試合を実施してきたJリーグは、8月1日以降、観客をスタジアムの収容人員の半分まで増やして試合を行う予定でいた…
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批判は自由の象徴だ。お尻がむず痒い日本サッカーの今
日本代表戦が最後に行われたのは昨年12月。国内組で臨んだ東アジアEI選手権(韓国・釜山)だ。最終戦で韓国に敗れると、森保監督への世間の風当た…
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上限5000人の観客席だからこそ開花した、古く、新しい応援文化
先週末から上限5000人(または収容人数の50%の少ない方)の観衆を入れ始めたJリーグ。応援を扇動する行為、歌、太鼓、鳴り物、手拍子、さらにはタ…
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スポーツはいつも偶然に。改めて思うテレビのチカラ
先日、再開されたJ1リーグ。NHKのBS1では、川崎フロンターレ対鹿島アントラーズ戦が中継された。NHKのBSを視聴できる世帯がどれほどな…
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Jリーグ応援なし観戦は、応援の本質を知るのにいい機会
海外サッカーと日本サッカー。何が違うのか。何十年も前から語られてきたテーマである。ピッチ上の話、プレーの話だけではない。それ以外の要素にも…
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森保一監督・風間八宏氏の微妙な関係と、それを引き継ぐ大島僚太の存在
7月4日に再開するJリーグ。2月21日に開幕したものの、翌2節から中断に入ったので、4ヶ月半ぶりの再開になる。昨季の最終戦が行われたのは12月…
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選手は断れない。Jリーグ再開への一抹の不安
Jリーグ再開を報じたあるニュース番組は、それを受けて街頭インタビューを行った。場所は新橋だったと記憶する。答えていたのはサラリーマンで、お…
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次に「100試合」に到達する選手は誰か。代表キャップ数+CL出場数こそ評価のバロメーター
1)遠藤保仁152試合、2)長友佑都、井原正巳122試合、4)岡崎慎司119試合、5)川口能活116試合、6)長谷部誠114試合、7)中澤佑二、吉田麻也100…
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あなたはどこで観る? 競技のベストな観戦ポイントを思考する
サッカーはスタンドのどの位置で観戦するのが一番か。ピッチ全体を最も均等に見渡しやすい場所は、正面スタンド、あるいはバックスタンドの、ハーフ…
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羽田空港から吹田スタジアムまで55分!? 大会ホスト国の真のおもてなしとは何か
2002年日韓共催W杯。埼玉スタジアムで行われた準決勝、ブラジル対トルコ戦の開始時間は20時30分だった。試合は延長PK戦にはならず、幸いにも90分…
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コロナが明けたら行くべき場所。浪漫チックな冬季五輪は超オススメ
究極の選択になるが、夏と冬どちらが好きかと言われれば夏になる。単純に寒いのが嫌いなだけだが、突き抜けた寒さとなると話は変わってくる。非日常…
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スポーツ好きに五輪が問う、「あなたの選択センス」
初めて出かけたW杯は1982年スペイン大会で、初めて出かけた五輪は1992年バルセロナ五輪だった。スペインW杯で最初に観戦した試合は、カンプノウで…
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コロナによる中断を最も悔やんでいるのはどのクラブか?
オランダリーグが今季のリーグ戦を打ち切ったのに対し、ポーランドリーグは5月末、フランスリーグは6月末の再開を目指しているという。一方、U…
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取材対象者とどの距離で接するか。スポーツライターに問われる距離感
どこか贔屓のチームを作る。あるいはお気に入りの選手を作る。これは、サッカーファンになる近道は?の問い掛けに、かつて多くの識者が答えてい…
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「船頭多くして船、山に上る」。今改めて思う日本サッカー協会の強化体制
日本サッカー協会は選手から登録料を徴収している。たとえば小学生、中学生は1人年間700円。高校生は1000円だ。協会主催の大会には、これを支払わな…
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応援ではなく、見る派。僕はサッカーを信用している。
サッカーの試合を見たければ、動画サイトに頼るしか方法はない。このご時世、過去の試合を片っ端から貪るように見ている人は多いのではないか。幸…
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試合がなければ、語ればいい。日本代表がアトレティコになるには?
21日、鹿島アントラーズ対コンサドーレ札幌の練習試合が行われ、その模様をDAZNが中継した。前半を1-2で折り返した札幌が、後半3点を奪って…
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もしも、遠藤保仁や中村憲剛が別のクラブでプレーしたら。ベテランの価値と可能性
開幕戦1試合を消化した段階で、中断を余儀なくされているJリーグだが、その開幕戦で、改めて存在感を発揮したのが遠藤保仁だった。前年のJ1覇者…
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大迫傑の走りに興奮はしても、ムードに流されてはいけない理由
東京五輪の選手選考レースを兼ねた、東京国際マラソンの男子の部(3月1日)。日本新記録を更新したうえで日本人1位になることが、その3枠目の候…
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中断期間こそ予想で楽しめ。今季のJリーグは「左ウイングの活躍」が鍵
第1節を終えた段階で中断しているJリーグ。しかしこの開幕戦には、今季を占う上で貴重な情報が詰まっていた。こちらのシーズン前の予想より、よさ…
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いかに弱者になって戦えるか。CLに見る番狂わせの起こし方
チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦。全8試合中、まず先週行われた4試合は、いずれも下馬評が低いチームが先勝した。アトレテ…
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第3者の心を奪うのはどのチームの、どんなサッカーか。
21日に開幕するJリーグ。こう言ってはなんだが、見どころ満載という感じではない。選手の移籍は最小限に止まった印象だ。昨季から外国人枠が5人に…