マスターズ 最終日◇12日◇オーガスタナショナルゴルフクラブ(7,435ヤード・パー72)>
 米国男子メジャー「マスターズ」の最終日。トータル5アンダーの10位タイからスタートした松山英樹は1イーグル・4バーディ・ノーボギーの“66”で回りトータル11アンダーの単独5位でフィニッシュした。伊沢利光、片山晋呉が持つ日本人最高位4位には及ばなかったものの、トータル11アンダーは日本人史上最少ストローク記録となる。
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 ダスティン・ジョンソン(米国)と共にスタートした序盤は耐える展開。1番からセカンドをグリーン奥に外すも、手前の土手にワンクッションを入れて寄せるテクニックを見せてパトロンをうならせた。その後も1メートル前後の気の抜けないパーパットが続いたものの粘り強く沈め続けた。
 スコアが動いたのは8番パー5。3打目のアプローチを寄せてバーディを先行させると、10番、11番と共に200ヤード近いセカンドをチャンスにつけて連続バーディ。世界最高クラスのアイアンの切れを見せつけた。さらに13番ではティショットを右の林に入れるも、「打ちやすいライだったので、思った通りに打てた」とカット気味に打ったアイアンショットでピン左5メートル。スライスラインを沈めて3日連続のイーグルとし大台の2桁アンダーに乗せて見せた。
 「15番は入れたかった」と2メートルのバーディチャンスを外すなどそこから4ホールは足踏みが続いたが、最終18番では完璧なティショットから4メートルのバーディチャンスを作ると、これをねじ込んでガッツポーズ。ジョーダン・スピースの独走により優勝争いという雰囲気にはならなかったものの、確かにメジャーの頂を感じさせるプレー。「いいプレーをすればチャンスはあるなと思った」とメジャー制覇に手応えをつかんだ。
 18番グリーンでは自然と沸き起こったスタンディングオベーション。23歳は表情を引き締めたまま帽子のつばをさわって応えた。ホールアウト後は「メジャーでトップ10になかなか入ってなかったので良かった。1年後にまた戻ってくるので、今年以上を出せるようなものを作っていきたい」とコメント。また来年戻ってくるこの舞台に向けて再び走り出す。
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