充電中にゲームでスマホが爆発。重傷の12歳少年(画像はltn.com.twのスクリーンショット)

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中国でたびたび起きている充電中のスマホが関連した感電や火災の事故。このたびはそんなスマホでゲームをしていた少年が、頬の肉が吹き飛ぶほどの爆発事故に見舞われてしまった。

スマホの爆発で顔に大きな穴が開いてしまったとして、その痛々しい顔をメディアのカメラの前にさらしたのは中国・河南省平頂山市に暮らしているChung Fang君(12)。スマホを充電しながら長時間にわたりゲームを行っていたところ、火花が散ったと思ったらスマホはいきなり爆発したという。

病院のベッドに横たわったFang君は、メディアの取材に「スマホがどんどん熱くなってきていることは感じていたけれど、まさかこんな風になるとは思っていなかった。耳元に近づけた瞬間にスマホが爆発し、気が付いたら頬から大量の血が流れていたんだ」と話している。

すぐに救急車で病院に搬送され、Fang君の父親であるKaoさん(43)も仕事先から駆け付けたが、息子の変わり果てた姿にひどく動揺してしまったという。手や腕、足の傷や火傷はもちろん、頬には大きな穴が開いてアゴの骨が飛び出しており、大変な形成手術をもって治療が進められる予定だ。

こちらでもいく度かお伝えしてきた携帯電話に関連する深刻な事故。特に古めの機種と粗悪な充電器の組み合わせが危険であることがわかって来ているが、Fang君の場合も純正の充電器を使用しておらず、古い機種を連日ゲームでかなり酷使していたという。

※ 画像はltn.com.twのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)