データの使用量が少ないなら、スマホのプランもスリム化が可能。

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毎月かかるスマホの通信費。実は家計を圧迫していることもあります。通信費の見直しは節約効果も確実! さっそく検討してみて。

スマホ料金を見直す前にまずしておきたいのが、現在自分の料金プランは“新プラン”なのか“旧プラン”なのかという確認。「これにより見直し方が変わるため、請求書などで必ずチェックを」とは、ケータイジャーナリストの石川温さん。

新プランとは、昨夏から大手キャリアが開始した料金体系で、月額2700円で電話かけ放題というもの。これが基本となり、あとは必要なデータ(パケット)容量に応じてデータ通信料を選ぶ。旧プランは月額934円の基本使用料に加え、データ通信料も定額。

「ひと月のパケットの平均使用量は2GB前後。動画の視聴やアプリのダウンロードが多い人以外は、新プランで小容量のパケットパックにした方が安くなります」

さらに格安スマホに変更すると、その差は約5000円になることも。

勤務時間中はスマホに触れられず、データ通信も電話もあまり使わないという人は、格安スマホへの変更が断然おトク。

そもそも格安スマホが安い理由は、携帯電話会社から回線を借りてサービスを提供しているから。販売もネット経由が基本なので店舗費用などがかからず、料金を安くできるというわけ。料金プランは2GBで約900円、基本通話料と使用分を加えても、月額3000円程度に抑えられる。端末とSIMをセット販売する会社で購入するほか、端末があればSIMだけ買えばよくさらに安くできる。

「ただし実店舗が少ないので、端末の設定などを自力で行わなければならないのがやや難点です」(石川さん)

イラスト・SHO FUJITA

※『anan』2015年4月15日号より 《anan編集部》