<マスターズ 2日目◇10日◇オーガスタナショナルゴルフクラブ(7,435ヤード・パー72)>
 2年ぶりにオーガスタに返ってきたタイガー・ウッズ(米国)。開幕前にはゴルフの状態がどこまで戻っているかを不安視する声もあったが、1オーバーの41位タイから出たこの日は4バーディ・1ボギーの“69”とスコアを3つ伸ばしトータル2アンダーの19位タイでフィニッシュ。まずは最低限とも言える結果で復調をアピールして見せた。

 この日も大声援を背中に受けてティオフしたウッズは1番でセカンドを2メートルに絡めてバーディを先行。6番パー3はボギーとするも直後の7番、8番で2連続バーディ。さらに最難関の11番では右の林から200ヤード近くあるセカンドをピン手前3メートルに突き刺してバーディを奪取。アーメンコーナーで昼間からお酒が入っていい気分になっているパトロン達の熱狂を倍増させた。
 初日「遅い」と苦しんだグリーンにはこの日も合わせていくことができず、終盤はパーが並んだ。2日間を終えてジョーダン・スピース(米国)の独走を許し12ストロークの差がついたが、強気の姿勢はまだまだ崩さない。
 「12打差があるけど、僕より上にそんなに多くの選手がいるわけじゃない。36ホールあるし何が起こるかわからないよ。96年みたいにね」。6打差をつけて最終日を迎えたグレッグ・ノーマン(オーストラリア)が最終日に“78”を叩いてニック・ファルド(イングランド)に逆転を許した1996年大会。オーガスタの怖さは誰よりも知っている。
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