NHKドラマ・ガイド「まれ」/NHK出版

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朝ドラ「まれ」(NHK月〜土 朝8時〜)は希(土屋太鳳)の揺れる気持ちのごとく毎日揺れていて、4月10日放送第11話では、夢に向かって邁進する一子((清水富美加)に影響を受けた希が、ついに夢を取り戻すか! と思わせながら、まさかの、母・藍子(常磐貴子)の現実に立ち返らせる発言で終わりました。
「え〜この流れで」という徹(大泉洋)のツッコミは、視聴者の声の代弁のようであります。
大泉洋、みんなの会話にちょこちょこツッコみ存在感をアピールする役割。まったく相手にされてないのに、なにか言うことで中心に入っていこうとがんばる、駄目お父さんの別にいなくてもいいキャラ感(あくまで役的にです、大泉洋自体はかなりいる意味のある俳優です)がよく出ています。
それに比べて息子の一徹(葉山奨之)は、みんなが一子の進退について語り合っているとき、ひとり縁側でご飯を食べている堂々たるマイペースっぷりがたのもしい。髪はクセっ毛でどうやらお父さん似のようですが。
「こわくても夢をかなえたいという一子がまぶしく見えました」の希が、お母さんに「やめときなさい」「地道にこつこつ公務員になりなさい」といやにニコニコ意味深な顔で言われてしまい困惑したとき、その場の中心に鎮座している大きな木の年輪テーブル(これも輪島塗?)が「地道にコツコツ」の象徴のように見えてしまいました。
ですが、まだ金曜日、第2週は土曜日までありますから、12話でどういう展開がくるのか予断を許しません。とりあえず11話は、2週のタイトル「シュークリーム」の意味が明かされました。
毎日、展開を簡単に読ませず、飽きさせない展開にしていく作業ってほんとうに大変です。どうなる希?(木俣冬)

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