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4月に入って新社会人になったばかりの人も多いだろう。そんな新社会人を含む、20代の社会人は給与やお金の使い方をどのように考えているのだろうか。そこでマイナビニュースでは今回20代の社会人300人を対象に「お金に関するアンケート」を行った。

今回アンケートに答えた人の現在の年収で最も多かったのが「300万円以下」で53.3%。次いで「500万円以下」で40.7%となった。これに対し、希望年収では「500万円以下」が59.7%で最多となり、「300万円以下」が16.7%、「800万円以下」が16%、「1000万円以上」は7.7%に留まった。

そんな20代社会人が今まで自分の給料で購入した一番高いものの金額では、「10万円以下」が56.7%でトップ。次いで「30万円以下」が29.3%となり、最高30万円までで全体の86%を占めた。

一方、「将来何でも購入できるなら何が欲しいか?」の質問には、「高級マンション」が42%で最多。そのほか、「高級自動車」(18.7%)や「高級腕時計」(18.3%)、「自家用ジェット」(7%)、「自家用クルーザー」(4%)が並ぶなか、「何も欲しくない」と答えた人が27%と2番目に多い回答になった。

こうした結果を見る限り、現代の20代社会人のお金に対する願望は割と現実的であることが見て取れる。最多となった「高級マンション」というのは不動産という比較的実用的な買い物とも言える。

こうした20代社会人の堅実的な消費志向の背景にはやはり将来に対する不安や現実的な問題があるようだ。お金に関する将来の悩みを訊ねた質問では、「年金がもらえるかどうか」が69.3%と圧倒多数を占める。その他、「両親の介護費」(39.3%)、「子どもの養育費」(39%)、「家のローン」(25.3%)といった回答が続き、目の前の道楽よりも将来に対する備えという現実を意識している20代社会人が多いことが垣間見える。

かつて80年代のバブルの時代には、富裕層のシンボリックな象徴でもあった高級マンションや高級自動車、高級腕時計、自家用ジェット・クルーザーといった代物。今回の調査でも明らかなように、年収500万円以下が9割以上を占める20代社会人では、すぐに買うことは難しい商品。しかし、30代、40代で仮に右肩上がりに収入が増えたとしても、今度は子どもの養育費や両親の介護費用、老後への備えといった問題に直面し、現実的にこうしたいわゆる贅沢品への志向は向かないようだ。

そんな現実のなか、将来的な資金への現実的な備えとして、もちろんコツコツ貯金をする人もいれば、投資・資産運用を早くから考える若者も昨今は多いだろう。しかし、常に堅実に将来のことを考えるのも大変だ。そんなときは運試しとして“高額当せんくじ”にチャレンジするという選択もある。例えば、サッカーの試合結果をコンピュータがランダムに予想する「BIG」の場合、1等当せん金は最大6億円。理論上の当せん確率は約478万分の1だ。たまには"運試し"として、こういったものをやってみるのもひとつの手かもしれない。

(神野恵美)