<マスターズ 初日◇9日◇オーガスタナショナルゴルフクラブ(7,435ヤード・パー72)>
 米国男子メジャー「マスターズ」がジョージア州にあるオーガスタナショナルGCで開幕。松山英樹は初日を4バーディ・3ボギーの“71”で回り、1アンダー18位タイと上々の位置につけた。
開幕前には見学に訪れたあの女子プロと握手!
 松山にとって4度目の「マスターズ」は、蒸し暑さを伴いながらも快晴無風のコンディションで開幕した。1番のティショットは左に曲げてラフ。セカンドもグリーンをとらえられずアプローチも2メートルショートした。
 それでも、このパーパットを慎重に決めてパーセーブ。「あそこをボギーにするのとパーでいくのはだいぶ違う。パーをとれたおかげでリズムよく回れた」と無難な立ち上がりを見せる。その後は松山の代名詞とも言えるアイアンショットでバーディチャンスを量産。4番パー3でグリーン外からパターでねじ込んでバーディを先行させると、5番でボギーを叩くも、6番、9番とバーディを積み重ねて2アンダーで前半を折り返した。
 アーメンコーナーの出口、13番パー5では、「イメージとは少し違ったけど…」と首をひねったものの3打目のバンカーショットを傾斜を使って30センチに寄せる巧みさも見せてこの日4つ目のバーディ。トップの背中も見える位置で終盤の戦いを迎えた。
 ところが、17番でトラブル。木陰の松葉が敷き詰められたライから放ったセカンドは、「全然わかってなかった」とボールの下に伸びた木の根に引っかかり、グリーン左端に乗っただけ。打った直後に手首を気にするしぐさを見せて周りをヒヤッとさせたがその後も表情を変えることなくプレーは続行。しかし、ここをきっかけにリズムが一転。ファーストパットを1メートルに寄せるも、パーパットを決めきれず3パットのボギーとした。
 最終18番でも悪い流れを払しょくできない。ティショット、セカンドとバンカーを渡り歩くと、最後は3メートルのパーパットを決めきれず連続ボギーフィニッシュ。「上がり2ホールは微妙なパーパットが入らなかったというだけ。もう終わったことなので、もったいないけど仕方がない」と気持ちを切り替えたものの、ホールアウト後は厳しい表情を崩すことはなかった。
 それでも、昨年は初日に“80”を叩いて大きく出遅れただけに“71”のスタートは上々といっていい。松山自身も「感触的に納得している感じではないけど、去年の初日に比べたら…」と結果には一定の評価。ホールアウト後には海外メディアのインタビューにも答え、「明日からも良いプレーができるように準備したい」と口にして練習場へ足を向けた。
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