学生の窓口編集部

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大学生になると喫茶店やカフェに行く機会が増えますよね。これまでコーヒーを外で飲む習慣がないと、いざお店のメニュー表を見てもどんなコーヒーなのか見当がつかない場合もあるのでは? そこで今回は、知っておきたいコーヒーのマメ知識をご紹介します!

◆あらゆるコーヒーのベースに使われるコーヒー

・レギュラーコーヒー

ここで挙げるコーヒーとはいわゆるドリップコーヒーです。紙やネル(布)のフィルターを使って、コーヒーを抽出します。

・エスプレッソ

イタリアを中心としたヨーロッパ、またアメリカのシアトルでよく飲まれるコーヒーです。コーヒーの粉に蒸気で圧力を掛け抽出して作ります。ドリップコーヒーと違い、風味が濃厚なのと、抽出される量が少ないのでデミタスと呼ばれる小さいカップを使います。また容量を増やす際の注文方法が店により異なるのが面白いところ。一度に二杯分の量がほしい場合は、「ダブル」や「ドッピョ(オ)」などと注文します。

◆喫茶店の定番メニュー! 牛乳を使ったまろやかなコーヒー

・カフェオレ

フランス語で「コーヒー」と「ミルク」を意味し、フランスで好まれる飲み方の一つです。レギュラーコーヒーとミルクを同量の割合で合わせます。コーヒーが苦手という方は砂糖を加えることで、より飲みやすくなりますよ。

・カフェラテ

イタリア語で「コーヒー」と「ミルク」を意味する点ではカフェオレと同じですが、しっかりとした違いがあります。カフェラテではエスプレッソを使います。レギュラーコーヒーよりも濃厚なエスプレッソを使う事で、コーヒー独特のコク深い味わいに仕上がります。

・カプチーノ

カフェラテと同様、コーヒーはエスプレッソですが、ミルクの使い方に特徴があります。カップに注がれたエスプレッソにスチームミルクという温めたミルクを加え、その上にフォームミルクという泡立てたミルクを注ぎ乗せます。最近では、スチームミルクの部分にココアパウダー等でハートやメッセージ等を描いてくれる「ラテアート」を提供してくれるお店も増えています。

・マキアート

カプチーノと見た目が似ているコーヒーで、エスプレッソとフォームミルクを使います。カプチーノと違い、スチームミルクが無い分、コーヒーそのものは苦みが効いています。フォームミルクの上にキャラメルソースをかけたキャラメルマキアート等のメニューもあり、いつものコーヒーにアクセントや甘さを加えたい場合にオススメです。
◆チョコレートやホイップを使った、甘さの利いたコーヒー

・カフェモカ

エスプレッソとスチームミルク、チョコレートシロップを合わせたコーヒーです。チョコレートの甘みと香りがコーヒーを飲みやすくしているので、苦みがあまり得意ではない人はぜひ試してみてください。勉強で疲れた頭に、コーヒーの香りとチョコレートの甘みが癒やしてくれます。

・ウィンナーコーヒー

濃い目にいれたコーヒー、またはエスプレッソにホイップクリームを浮かべたコーヒーです。コーヒーの温かさで溶けたホイップクリームがコーヒーをまろやかにして飲みやすく、甘さが際立つコーヒーです。

この他にもアイリッシュウイスキーを使ったアイリッシュコーヒーや、ホイップクリームにイチゴシロップや蜂蜜などを加えたコーヒー等、まだまだ多くの飲み方やメニューがあります。
大抵の喫茶店やカフェのメニューはここで挙げたものがベースになっていますので、コーヒーの中身や味のイメージの参考にしてください。自分の好みに合わせたコーヒーが注文できるでしょう。

(文・インパクト)