たかが108円と侮るな。ATMで得する人、損する人
ずっと前に口座を開いた銀行をなんとなく使い続けている人は意外と多いのでは。でも、それって実は損をしているかも。銀行を賢く使うには、ATM手数料をいかに節約するかが最重要ポイントになる。
「あまり知られていませんが、ATM手数料がお得になる『会員サービス』を実施している銀行は多くあります。新しく銀行を選ぶ際はATMや手数料の内容を必ず確認しましょう」とファイナンシャルプランナーの坂本綾子さん。
金利が低いのに、手数料を毎回払っていては預金は目減りするばかり。各銀行の手数料の内容を確認し、会員サービス(下参照)があるところはすぐ申し込みを。
◆みずほ銀行「みずほマイレージクラブ」
・ATMでの現金引き出し、預け入れ
残高10 万円以上などの条件を満たせば、自行ATM の時間外手数料無料。コンビニATM の手数料が月4回まで無料。
・他行宛振り込み
残高50 万円以上等で月1 回、残高500万円以上等で月4回、自行ATM やネットでの振込手数料無料。
◆三菱東京UFJ銀行「スーパー普通預金(メインバンク プラス)」
・ATMでの現金引き出し、預け入れ
三菱東京UFJダイレクトの初回登録に加え、残高10 万円以上等で、自行ATMの利用手数料が無料。残高30 万円以上等でコンビニATM の手数料が月3回まで無料。
・他行宛振り込み
残高500万円以上で、ネットでの振込手数料が月3回まで無料。
◆三井住友銀行「SMBCポイントパック」
・ATMでの現金引き出し、預け入れ
給与か年金の受け取り、残高30万円以上などで、自行ATMの時間外手数料が無料。コンビニATM の手数料が月4回まで無料。
・他行宛振り込み
取引をポイントに換算し、ネットでの振込手数料の割引に使える。
◆りそな銀行「りそなクラブ」 ※4月以降の実施内容
・ATMでの現金引き出し、預け入れ
給与受け取り、残高、カード引き落としなどの取引内容に応じて自行ATM の時間外手数料が無料。コンビニATM などの手数料が月3回までキャッシュバック。
・他行宛振り込み
取引内容に応じてネット・電話での振込手数料が月3回まで優遇。ATMでの振込手数料が月3回までキャッシュバック。
※コンビニATMは、セブン銀行ATM、ローソンATM、イーネットATM(ファミリーマートやサークルKサンクスなどが加盟)を指す。優遇には銀行により細かな条件や例外があるので各行に確認を。「残高」は銀行により算出法が異なる。「時間外」とは主に平日の朝・夜間、土・日・祝日。
イラスト・小池アミイゴ
※『anan』2015年4月15日号より 《anan編集部》
「あまり知られていませんが、ATM手数料がお得になる『会員サービス』を実施している銀行は多くあります。新しく銀行を選ぶ際はATMや手数料の内容を必ず確認しましょう」とファイナンシャルプランナーの坂本綾子さん。
◆みずほ銀行「みずほマイレージクラブ」
・ATMでの現金引き出し、預け入れ
残高10 万円以上などの条件を満たせば、自行ATM の時間外手数料無料。コンビニATM の手数料が月4回まで無料。
・他行宛振り込み
残高50 万円以上等で月1 回、残高500万円以上等で月4回、自行ATM やネットでの振込手数料無料。
◆三菱東京UFJ銀行「スーパー普通預金(メインバンク プラス)」
・ATMでの現金引き出し、預け入れ
三菱東京UFJダイレクトの初回登録に加え、残高10 万円以上等で、自行ATMの利用手数料が無料。残高30 万円以上等でコンビニATM の手数料が月3回まで無料。
・他行宛振り込み
残高500万円以上で、ネットでの振込手数料が月3回まで無料。
◆三井住友銀行「SMBCポイントパック」
・ATMでの現金引き出し、預け入れ
給与か年金の受け取り、残高30万円以上などで、自行ATMの時間外手数料が無料。コンビニATM の手数料が月4回まで無料。
・他行宛振り込み
取引をポイントに換算し、ネットでの振込手数料の割引に使える。
◆りそな銀行「りそなクラブ」 ※4月以降の実施内容
・ATMでの現金引き出し、預け入れ
給与受け取り、残高、カード引き落としなどの取引内容に応じて自行ATM の時間外手数料が無料。コンビニATM などの手数料が月3回までキャッシュバック。
・他行宛振り込み
取引内容に応じてネット・電話での振込手数料が月3回まで優遇。ATMでの振込手数料が月3回までキャッシュバック。
※コンビニATMは、セブン銀行ATM、ローソンATM、イーネットATM(ファミリーマートやサークルKサンクスなどが加盟)を指す。優遇には銀行により細かな条件や例外があるので各行に確認を。「残高」は銀行により算出法が異なる。「時間外」とは主に平日の朝・夜間、土・日・祝日。
イラスト・小池アミイゴ
※『anan』2015年4月15日号より 《anan編集部》