ジョコビッチがボールボーイを怒鳴り審判が注意

写真拡大

4月5日に開催された男子テニスのマイアミ・オープン男子決勝で、第1シードのノバク・ジョコビッチ選手が第3シードのアンディ・マレー選手をフルセットで下したが、試合中にボールボーイに感情的な態度をとり、審判から警告を受ける場面があった。

試合中に感情的に声を上げることで知られるジョコビッチ選手だが、この日の矛先はタオルを渡すのが遅れたボールボーイの少年だった。しかし、王者の凄まじい形相に震え上がるボールボーイの姿を見かねた審判は、ジョコビッチ選手に警告を与えた。

自陣営に向かって声を出したところにボールボーイが居合わせたため恫喝しているかのように受け取られた、というのが真相のようだが、試合後に冷静になったジョコビッチ選手は「リプレイをみて本当に申し訳なく思っている。感情的な行為に後悔している」とコメントし、「彼を傷つけるつもりはなかったのだけど、本当に許してほしい」と公式の場で謝罪を繰り返している。