ランチよりも安い月額500円以下のSIMもある!手頃になった税込800円未満の激安SIMを集めてみた

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格安SIMの攻勢が止まらない。最近では、1,000円未満で1カ月3GB使えるSIMや、2,000円未満で通信し放題のSIMまで登場している。
しかしながら、自宅や職場のWi-Fiを使う、移動中はフリーWi-Fiスポットを上手く活用すると、実は1カ月で1GBも使わない場合が多いのも事実だ。

実際、ネット動画はWi-Fiで観て、移動中はSNSとニュース確認程度しか使わないという人も多い。

そうした人にとっては、通信容量アップより、とにかく安いSIMプランが欲しいものだ。

今回は、税込800円未満で使える格安ならぬ、激安SIMを集めてみた。
●意外とあるある「800円未満の激安SIM」
探してみると、意外に800円未満のSIMは、結構あった。
・ワイヤレスゲート 480円プラン(月額480円)
通信速度:最大250Kbps(使い放題)
使い放題SIMの中ではもっとも手頃な格安SIM。通信速度は速くないが、最大の特徴は全国4万カ所以上のWi-Fiスポットが利用できる点だ。

・DTI ServersMan SIM LTE (月額504円)
通信速度:最大250Kbps(使い放題)
通信速度こそ最大250Kbpsと速くはないが、動画視聴や画像を多く使ったサイトの閲覧といった用途以外では問題なさそうだ。

・楽天モバイル データSIM ベーシック(月額567円)
通信速度:最大200Kbps(使い放題)
こちらは楽天モバイルの格安SIMプラン。DTIと同じく通信速度こそ速くないが、割り切った使い方をすれば問題なく使えそう。

・DMM Mobile データSIMプラン 1GB(月額718円)
通信速度:下り最大150Mbps(月間1GB)※超過後200Kbps
高速通信ができる格安SIMの中ではもっとも手頃な格安SIMだ。動画や画像の多いサイトも頻度さえ多くなければ使えるだろう。

・BB.excite モバイルLTE 0MB(月額723円)
通信速度:200Kbps(使い放題)
100MBあたり250円のクーポンを購入することで下り最大150Mbpsの高速通信が可能な格安SIM。

・fleetel mobile フリモバ ネットし放題プラン 1GB(月額723円)
通信速度:下り最大150Mbps(月間1GB)※超過後128Kbps
こちらも高速通信を1GBまで使える手頃なSIMだ。

・U-mobile データ専用 ダブルフィックス(1GBまで月額734円、1GB超過月額972円)
通信速度:下り最大150Mbps(月間3GB)※超過後128Kbps
1GBまでの高速通信であれば734円となり、それを超えると月額972円に変動する2段階変動料金を用いた格安SIM。972円では3GBまで高速通信ができるため、たまに多くの通信を利用したい人に向いている。

・mineo シングルタイプ 500MB(月額756円)※6/1スタート予定
通信速度:下り最大150Mbps(月間500MB)※超過後200Kbps
今回紹介する格安SIMの中では唯一au(KDDI)の通信網を利用する格安SIM。auのスマホで格安SIMを使いたい場合によい。なお、iOS 8以降のiPhone/iPadに非対応なので注意が必要だ。

・パナソニック Wonderlink I-2Gシングル(月額756円)※4/30までのキャンペーン
通信速度:下り最大150Mbps(月間2GB)※超過後200Kbps
4月30日までのキャンペーンであること、最低利用期間1年という縛りがあるものの、税込700円台で高速通信が2GB使える唯一のSIM。あらかじめ1年以上使う前提の人は4月中に申し込むと良いだろう。

※料金は全て税込です
※別途ユニバーサルサービス料が発生します

●初めては900円以上のプラン、割り切るなら超格安プランも
以上のように、税込でも800円未満のSIMが、意外にも多くリリースされていた。
オススメは、500円未満でWi-Fiスポットも使い放題の「ワイヤレスゲート 480円プラン」や、1年縛りがあるものの、700円台で唯一2GBまで使える「パナソニック Wonderlink I-2Gシングル」が良さそうだ。
また、1GBまでは734円台、1GB〜3GBまでは972円となる「U-mobile データ専用 ダブルフィックス」も柔軟性があって使い勝手も良く、面白いプランだろう。

格安SIMを初めて使う人は、月間でどれぐらい使うのか判断しにくいもの。
したがって、初めて使う人は「1,000円前後で3GBまで使える格安SIM」は、失敗の少ない選択であることは間違いないだろう。

しかし、
税込800円未満の激安SIMは、
・そもそも高速通信が必ずしも必要ない
・使用する高速通信データ量が少ない
こうといった、「安さの理由」がある。

このため、できれば買い替えや2台目以降といった「通信量や用途がはっきりしている」人にとって最適な選択肢と言えよう。

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