【寄稿】パパの「並走感」を生むために ――家族で子育てをシェアするアプリ

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最近、パパが子育てを「手伝う」発言が炎上したり、ドラマ『残念な夫』が放映されたりと、何かとパパの子育ての当事者意識に話題が集まっています。また、同じく話題になったサイボウズのワークスタイルムービーでも、「パパはどうした?」という意見が非常に多くありました。

そもそも、パパはなぜ当事者意識を持ちにくいのでしょうか。

【1】スタートダッシュの違い
一般的によく言われている話ですが、女性は子どもがお腹の中にいる時から母性が芽生えるのに対して、男性は赤ちゃんが生まれてくるまで実感がありません。
また、里帰り出産などで、パパが生後数ヵ月を離れて過ごす場合は、さらにママとスタートダッシュの差が開いてしまいます。

【2】情報格差
パパとママでは子育てについて得られる情報に大きな格差があります。
毎日子どもに接しているママは、「子どもがなぜ泣いているのか」「どうしたら寝るのか」など、経験値を積んで子どもに関するデータベースがどんどん貯まっていきます。
また、保育園や自治体からの子どもに関しての連絡は、基本的にママが第一窓口になっている場合が多いと思います。その場合、たとえば保育園での様子や予防接種など、外部からの子育てについての情報もママに集中するようになります。

そうなると、ママがパパに共有しないと、パパはどんどん子育てについての情報が得られなくなり、子育てに対して疎外感を感じたり、苦手意識を持ったりするようになります。
「任せておけばいいだろう」
「言われたことを手伝ったらいいだろう」
という気持ちになってきてしまいます。

ただ、今さら、戻ってスタートダッシュの差は埋められない。また、急に明日から早く帰ってきてパパが子どもの面倒をみる、というのも現実的でない場合、パパの並走感は難しいのではないでしょうか。

それを解決するには「情報共有」と「コミュニケーション」がカギになってきます。

ママが日々得られている情報をどれだけ共有できるか、子育てについてどれだけコミュニケーションが取れているかで変わってきます。

コミュニケーション量の多い夫婦ほど、家事育児の分担が公平であるという研究結果もあります。分担が5対5でなくても、コミュニケーションがとれていてお互い納得感があれば、それが一番理想の形なのではないでしょうか。

とはいえ、共働き家庭の多くが、平日に夫婦で話をする時間はあまり取れないのが実情だと思います。また、パパへの情報共有にプラスアルファのことをしなくてはいけないとなると、子育てや仕事で精いっぱいの毎日の中で大変ですよね。

そこで、今もママがやっているようなことをパパに共有すれば、手間にならないでしょう。撮影した子どもの写真を保存したものが自動的にパパに共有されたり、スケジュールを忘れないように登録したものが自動的に共有されれば、大きな手間にはなりませんよね。

パパとママの連絡帳アプリ『Lifull FaM』(=ライフルファム)では、忙しいパパとママでも簡単に情報共有ができる仕組みになっています。

【1】写真
子どもの写真は誰もが頻繁に撮ると思います。
その際にどんなことで遊んでいるのか、今一番お気に入りのご飯は何なのか、何をしたら寝たのかを写真のコメントを添えて共有しましょう。
また、アプリを使えば「あそび」「ごはん」などカテゴリ毎のアルバムにすることができるため、後からパパが子育てに困った時に振り返ることもできます。

【2】スケジュール
保育園の保護者会や予防接種といった子育てのスケジュールなど、ママが行く前提になっている予定もパパに知らせることで、その後の情報共有がしやすくなります。
既存のメッセンジャーサービスだと、「この日は保護者会だよ!」とか「○○の予防接種に行ってきます」など、わざわざ知らせなくてはいけません。

そうなると、ひと手間かかることや、パパに返事の強制力が働くことから、戸惑いを感じる方もいると思いますが、このアプリではメンバーをママに指定した予定をパパに通知することができますし、直近1週間の予定がホーム画面に表示されるので、ママの予定として知らせることができます。

また、ママが情報共有することで、パパから「ありがとう」が帰ってきやすい仕組みになっています。「ありがとう」の一言だけでも育児や家事に前向きになれますよね。パパの並走感を生む第一歩になります。

忙しい毎日、アプリを賢く使って夫婦で一緒に子育てを楽しんではいかがでしょうか。

子育てを楽しむパパとママのコミュニケーションアプリ『Lifull FaM』
http://lifull-fam.com/

秋庭 麻衣(あきば まい)
株式会社Lifull FaM代表取締役。株式会社ネクストに新卒で入社し、社内第1号となる産休・育休を取得。復職後は経営陣に自ら子育て支援施策を提案し、社内制度を立案。時短勤務を続けながら人事部でマネジメントを経験。仕事と子育ての両立で直面する問題を解決したい、という想いから2014年に株式会社Lifull FaMを設立。1児の母。