教科書で見た作品も!上野で「大英博物館展―100のモノが語る世界の歴史」

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私たちが普段なにげなく使っているパソコンやスマホも、100万年後には人類の歴史遺産になっているかも…? 鑑賞した後にそんなことを考えてしまいそうな、壮大なスケールの展覧会をご紹介。

東京都美術館で、2015年4月18日(土)から6月28日(日)まで開催される「大英博物館展―100のモノが語る世界の歴史」は、ロンドンの大英博物館の収蔵品を通じて、200万年前から現代までの人類の創造の歴史を読み解こうとするもの。

大英博物館といえば、250年以上にわたって、太古から現代までの品々を世界中から収集している世界有数の博物館。あらゆる地域と時代を網羅した約700万点のコレクションから、今回は8つの全所蔵部門で厳選した100作品を一堂に紹介するのだとか。

メソポタミアの古代都市ウルで見つかった「ウルのスタンダード」と呼ばれる箱など、教科書に掲載されているようなモノも並ぶ。映画「ハリーポッター」第1作に登場した「ルイス島のチェス駒」も登場。こちらは、本物が展示されるだけでなく、会場の前に高さ110cmほどのチェス駒の人形が設置され、一緒に記念撮影ができるスポットに。

さらに興味深いのは、こうした有名な作品だけでなく、本当になにげないものも「歴史の断片」として紹介されていること。例えば、1948年に東アフリカの海岸で拾われた陶器のカケラなどは、かつて交易の盛んな都市があった証拠として出品されている。

「現代のソーラーランプや充電器も展示されますが、これらは電気の通じない辺境の地域で電化製品を使うための必需品。まさに現代を象徴するモノとして紹介されます。貴重な作品とともに日用品までを『人類の文化遺産』として見られるのが、この展覧会の特徴のひとつですね」と、広報担当者さん。

また、公式サイトでは6月21日(日)までの期間限定で、「あなたが選ぶ“101点目”」という人気投票も実施中なので、家族や友人たちと一緒に参加してみるのも楽しそう。まずは展覧会で、モノに宿るそれぞれのストーリーを追って、200万年分の人類の歴史を1日でぐるっと体験してみよう。