月9は相葉雅紀×藤井流星コンビ。ジャニーズ名物、先輩×後輩の大競演
<ジャニヲタ歴20年・みきーるのJ-ウォッチ>

 新番組が始まる季節になると、ジャニヲタの心はソワつきます。「メインを張るのは難しくても、やっぱり自担(※1)の出番が欲しい!」……となれば、頼りになるのはジャニーズの先輩です。

 先輩司会の番組のレギュラーとか、ドラマなら先輩の弟役、生徒役、ライバル役など、どんなポジションでもいいから押し込んでもらえると、先輩の背に後光が差して見えるほど。

「ジャニーズ主演の番組に、後輩も出演する」と聞くと、「ああ、バーター(※2)ね」と皮肉に笑う人もいるでしょう。でも、バーターの何が悪い!?

 バーターとは、大海を泳ぎ出した後輩に先輩が投げてよこした1本のロープ、あるいは緊迫の賭場で引き当てたチャンスカードのようなものなのです。冷笑をはねのけて這い上がり、先輩さえ食うようなインパクトを残せるかは自分しだい。

 この春にも、後輩ジャニが先輩ジャニの胸を借りるドラマがいくつかあります。まもなく放送が始まる2作品をチェックしてみましょう。

◆『アルジャーノンに花束を』

 山下智久先輩×菊池風磨(Sexy Zone)後輩。4月10日(金)22時〜TBS系⇒http://www.tbs.co.jp/algernon2015/

 ダニエル・キイスによる傑作を、野島伸司さんが現代版として脚本化。山下智久さんは知的障がいをもつピュアな青年・白鳥咲人役で主演します。菊池さんは、咲人の脳を研究する脳生理科学研究センターの研究者・小久保一茂役に抜擢されました。

 一茂は、理論的で有能ながら今どきの若者らしさもある男、らしいのですが、まぁ何はなくとも菊池さんの黒縁メガネ×白衣姿にグッときます。願わくば、そっとメガネを外して眉間を揉む、また、白衣を脱いで私服に着替えるシーンなどもムダに盛り込んでほしいところ。

 ヤンチャなイメージの強い菊池さんが挑む理知的な青年役、全力で見届けないわけにはいきません。

◆『ようこそ、わが家へ』

 相葉雅紀(嵐)先輩×藤井流星(ジャニーズWEST)後輩。4月13日(月)21時〜フジテレビ系⇒http://www.fujitv.co.jp/wagayae/

 相葉雅紀さんの“月9”初主演となるドラマで、原作は池井戸潤さんによる人気小説。藤井さんは、相葉さん演じる倉田健太の妹・七菜(有村架純さん)の元カレ“辻本正輝”役を務めます。

 七菜への未練からストーカーになる役どころとのことですが、長身で超美形の藤井さんが女性を追い詰めていく姿は、想像しただけでいろんな意味で震えがきます。ルックスと中身の落差が激しく、“美貌の愛されポンコツ”ともいうべき藤井さんがどのように屈折した男を演じるのか!? これまた楽しみです。

 バーターとはまた、ハンバーガーショップで「ご一緒にいかがですか?」と勧められるポテトのようなもの。メインあってのサイドオーダーですが、ポテトはハンバーガーの美味しさを引き立て、食のひとときをより楽しいものにしてくれます。

 ジャニ主演のドラマを観る際は、ぜひ後輩の演技もじっくり見極めたいもの。自担が遠からずメインを張る日を夢見て観るのも、なかなかオツですよ。

・菊池風磨:Sexy Zoneのメンバーで、1995年3月7日生まれの20歳。現在、Sexy Zoneコンサートツアー“Sexy Power Tour”開催中(最終は5月28日・名古屋公演)

・藤井流星:ジャニーズWESTのメンバーで、1993年8月18日生まれの21歳。ジャニーズWESTファーストコンサートツアー“パリピノポ”開催中(最終は、6月7日・神戸公演)

※1)自担:自分が応援しているジャニーズタレントのこと。
※2)バーター:主演クラスと同じ事務所のタレントをセットで出演させること。

<TEXT/みきーる ILLUSTRATION/二平瑞樹>

【みきーる】
編集者&ライター。出版社勤務を経て、2000年に独立。ふだんは『週刊アスキー』などパソコン誌や女性誌、ウェブサイトで編集・執筆。著作に『ひみつのジャニヲタ』(カバーイラスト・江口寿史)『ジャニヲタあるある』『ジャニヲタあるある フレッシュ』『ジャニヲタ談話室!』など(イラストはいずれも二平瑞樹)。ジャニヲタ歴は、約20年。KinKi Kidsの担当に始まり、現在はグループを問わず応援する“事務所担”。mixiコミュニティ“ジャニーズチケットお見合い処”管理人。Twitterアカウント:@mikiru

●イラストレーター二平瑞樹の育児マンガ「にひパパの育児絵日記」