『パリのオートクチュールサロン支配人が教える パリのエレガンス ルールブック』ジュヌヴィエーヴ・アントワーヌ・ダリオー ディスカヴァー・トゥエンティワン

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 大人の女性たるもの、身のこなし、言葉遣い、そしてファッションと、生活のあらゆる面において「エレガンス」を目指したいものです。とはいえなにが「エレガンス」なのか、よくわからないという方も多いはず。

 そんな方には、長年ニナ・リッチのオートクチュール・サロンの支配人を務めたファッションのプロである、ジュヌヴィエーヴ・アントワーヌ・ダリオーさんの本がオススメ。1964年に刊行されて以来、多くの女性たちのバイブルとなってきた、ダリオーさんによる『エレガンス』ですが、この度『パリのエレガンス ルールブック』として、装い新たに刊行されました。

 本書では、エレガンスな女性になるために、気をつけたいことのA to Zとして、アクセサリー、洋服、ハンドバッグといったファッションにまつわる事柄から、しぐさや姿勢といったことまで、エレガンスな女性になるための、あらゆる教えが記されていきます。

 さて、気になるエレガンスなファッションですが、まずはワードローブに最低限必要なベーシック・アイテムがあるといいます。たとえば、これから訪れる春夏にかけて、仕事にもデートにも困らないために、ワードローブに揃えておきたいのは以下のもの。

・ グレーか紺の軽いウールのスーツ 一着
・ 濃い色のブラウス 一枚
・ 明るい色(たとえばレモンイエロー、ターコイズ、ピンク)の無地のブラウス 一枚
・ ブラウスと同じ素材のスカート 二枚

 エレガンスなファッションへの第一歩は、まずこうしたアイテムを揃えてみることにあり、そこから徐々に買い足して、賢くコーディネートしていくことをすすめます。上記のベーシック・アイテムだけでは、シンプル過ぎて物足りない、と思う方がいらっしゃるかもしれません。

 しかし、ダリオーさんは次のようにいいます。

「シンプルすぎてエレガンスに欠ける女性などおりません。エレガンスに欠けるのは凝った装飾品をいくつも身につけたり、うまくコーディネートされていない、あるいは時と場所をわきまえない装いに身を包んだりする女性です」

 そして、流行に敏感でなくてはならないものの、決して流されてしまうのではなく、「大切なのは、自分のプロポーションを正確に知り、あきらかに似合わないスタイルをしりぞけ、いちばん似合うものだけを着ること」がエレガンスな女性になるためには必要なのだといいます。

 真のエレガンスとは、何十年を経ても揺るがないもの。本書にて、その教えを学んでみませんか?