賞金100万円もザラ!穴場の投稿サイト、フランス発の「eYeka」って?
 YouTubeやニコニコ動画など、動画投稿サイトが元気な昨今。有名になって広告収入を稼ぎまくるYoutuberなる人たちも出現しています。

 そんな中、動画やイラストなどの作品を投稿する、新たなサイトが日本でもブームの兆し。フランスからやってきた「eYeka(アイカ)」をご存じですか?

◆企業などが作品を募集する「eYeka」

「eYeka」への投稿者からは、「eYekaのおかげで私は自分の専門特技を見出しました」「人生が変わりました」「ブランドが私の案を好んでくれるなんて! 信じられない!」なんて声が。

 いったいどんなものなのか、気になりますよね。

「eYeka」は、2006年にフランスを拠点とするeYeka社が始めたプラットフォーム。企業や団体などが「eYeka」の中で、新製品の開発からパッケージデザイン、動画、グラフィック作品の制作までさまざまな課題を出します。

 それに対して、「eYeka」に登録したメンバーは課題に自由に応募。オンラインで投稿されたアイディアを、企業などがコンテスト形式で選びます。

「eYeka」には、プロのクリエイターからアマチュア、学生まで、2014年時点では世界164か国約29万人が参加しています。とはいえ、各コンテストへの応募数はまだ少なく、40〜60作品程度の場合が大半。入賞はたいてい3〜5作品なので、意外と競争率が低いと思いませんか?

 しかも各コンテストは、賞金総額5000ユーロ(約65万円)〜3万ユーロ(約390万円)ぐらいが相場で、1位の賞金100万円なんてのもザラ! ひとりで3つ4つのコンテストに入賞しているツワモノもいるんです。

●eyeka日本語版 https://jp.eyeka.com/

◆日本企業の入賞作の例を見てみると……

 現在、11件のコンテストが続行中で、過去のコンテストは767件(2015年4月5日時点)。コカ・コーラ、ネッスル、エスティ・ローダーなどなど、世界の名だたる企業が動画やイラストを募集しています。

 日本企業の最近の例を見てみましょう。

 日本の紅茶ブランド「日東紅茶」(三井農林)は、代表商品「デイリークラブティーバッグ」をテーマにコンテストを開催。”紅茶の「つまらない」「古臭い」というイメージを払拭し、若い人たちも紅茶を飲みたくなるような動画作品”を募集しました(2015年1月25日でコンテスト終了)。

 賞金総額は3万ユーロ(約390万円)! アメリカをはじめ、中国、メキシコなど世界18か国から42作品の応募があり、3作品の入賞が先日発表されました。

 1位はロシアのmordov-centreさんの投稿で“just for fun”という作品。

 選評によると、“テンポのいい音楽と登場人物の表情のギャップ、衝撃的な展開とオチ”が評価されたそうです。ただ、「ティーバッグの淹れ方はマネしてほしくない(笑)」(選評より)とのこと。動画を見たら、思わず笑ってしまいました。

⇒【YouTube】日東紅茶デイリークラブ動画コンテスト【グランプリ】just for fun http://www.youtube.com/watch?v=C6cRadx8SQM&feature=youtu.be

 2位にはオランダのnicolasivanさんによる“冒険心を掻き立てる”という作品が、3位にはアメリカのwestonさんによる“スタイリッシュな映像”の作品がそれぞれ選ばれています。

◆1位の賞金は約130万円!

 これで、1位のmordov-centreさんは賞金1万ユーロ(約130万円)をゲット! 2位、3位も、それぞれ6000ユーロ、4000ユーロを獲得しているんです。

 入賞作品や、優秀作品(期間限定)は下記の特設サイトで見られるので、参考にしてみてください。

●「日東紅茶デイリークラブ」動画コンテスト特設サイト
http://www.nittoh-tea.com/just4fun/

 最近、Youtuberになって広告料を稼ぐことを夢見る人が増えていますが、「eYeka」の方が応募者少なめで賞金を手に入れられる可能性が高いかも……。

 しかも、クリエイターとしての社会的評価も得られて、やりがいがありそうじゃないですか?

 今日本でもじわじわとキテいる「eYeka」。ユーチューバーならぬ、アイカーが流行る日も近い?

<TEXT/佐藤来未(Office Ti+)>