東京都は21日、ディーゼル自動車排出ガス中に含まれるカーボン(元素状炭素・EC)や発がん性物質などの大気中濃度が、03年に比べて20%以上減少したと発表した。この数字は、昨年11月に都内で行われた調査の結果で、都はディーゼル車規制取り締まりの効果を確認できたとしている。

 調査場所となったのは、都内環状8号線井荻トンネル(練馬区)と大板橋自動車排出ガス測定局(板橋区)。調査項目はEC、ベンゾピレン、ベンゾフルオランテン、ベンゾペリレンで、これらはディーゼル車の排出ガス中に含まれ、発がん性があると言われている。

 東京都は99年8月に「ディーゼル車NO作戦」を開始し、03年10月からは排出基準を満たさないディーゼル車の走行を取り締まっている。【了】