新たなシナリオに向けた兆しだろうか。ズラタン・イブラヒモビッチだけでなく、パリ・サンジェルマン(PSG)にとっても新たなシナリオだ。イブラがいなければ、すべてシナリオを書き直すことになる。

イブラヒモビッチは契約満了を待たずに違うところへ移住するかもしれない。例えば、アメリカだ。同選手はアメリカ移住のためのビザ取得の手続きを開始したという。スウェーデン『Aftonbladet』が報じた。イブラヒモッチが先月、ビザを求めたというのだ。

イブラヒモビッチは3月19日に直接パリにあるアメリカ大使館を訪れた。普段手続き関連を担当するスタッフのメンバーを連れている。イブラはジーンズにジャケットという格好で、笑顔を見せ、セキュリティーへのサインにも応じた。

列には並ばなかったイブラヒモビッチは、「移民ビザ」の要請書類を記入したとのこと。大使館には45分ほどいた。長期滞在へと続く滞在許可証を取得することは、パリとの別れを早めるかもしれない。イブラヒモビッチとPSGの契約は2016年までとなっている。