日経平均株価が2万円直前の今から買える銘柄は? 今、株価を押し上げるキーワードは「自社株買い」! 「ROE」高めるその仕組みと狙い目の銘柄を公開!

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ここ1〜2年、自社株買いを発表する企業が増えている。外国人投資家などが注目するROE(株主資本利益率)を高めるのが狙いなのだが、その仕組みと効果とは…。オススメの自社株買い発表銘柄とともに紹介しよう。

利益を伸ばすことなくROEを高める
裏ワザと言えるのが自社株買いだ!

 ROEの向上策は増資をせずに事業を拡大して利益を増やすことだが、裏ワザもある。それが自社株買いだ。

 そもそもROE(株主資本利益率)は株主のお金で効率よく稼いでいるかをチェックする指標で、「当期利益÷株主資本×100(%)」で計算する。この数字は高いほうがよく、10%を超える日本企業も増えている。

 しかし、このROEは合わせてチェックしなければいけない数値がある。それが株主資本比率で、「株主資本÷総資産(株主資本+負債)×100(%)」で計算する。

 この数値が低いほどROEは高まるが、負債の比率が高すぎる(資本が少なすぎるとROEは高くなるが財務の安全性が低下することになる。つまり、株主資本比率が最低でも30%以上あって、高ROEなのがベストだ。

 では、自社株買いとはいったいどういう仕組みなのだろうか。自社株買いはROEの分母となる資本を使って株を買う行為で、株を買うことで資本自体が減る。つまり、ROEの計算式の分母が小さくなることで、ROEの数値がアップするのだ。

 この自社株買いには、さらに株主にとってプラスの効果がある。それは、市場で自社の株を買い付けるため当然、需給関係は逼迫し株価の押し上げ要因になるということだ。

 では、どういった銘柄が買いなのか。ROE向上や株主重視の経営は株価にプラスに働く。今回は、HOYA(7741)やいすゞ自動車(7202)など、すでに高ROEなのにそれを維持するために自社株買いをする株主重視の銘柄を4つ挙げてみた。

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