藍、ムービングデーにスコアを落とし58位タイに(撮影:福田文平)

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<ANAインスピレーション 3日目◇4日◇ミッションヒルズカントリークラブ(6,769ヤード・パー72)>
 いつもと変わらぬメディア対応。悔しさは気丈な表情に押し込んだ。初日の2位からスコアは落としたものの、3日目を迎えた時点でトータル2アンダーの13位タイ。上位も狙える位置からティオフした宮里藍だったがこの日は2バーディ・8ボギーの“78”と急降下。トータル4オーバーの58位タイに後退して最終日を迎えることとなった。
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 トップの背中も意識しながら迎えたスタートホール。7メートルを沈めて幸先よくバーディとすると、「あれが入った時は気合いはすごく乗っかっていた」と序盤から自らを鼓舞してムービングデーを立ち上がった。しかし、4番で「あれが入っていればまた流れが変わったと思うけど」という3メートルのパーパットが外れてボギー。ここから流れが一変する。
 「やることがすべて裏目に出た」と痛恨の4連続ボギー。パーパットがことごとく決まらずズルズルとスコアを落とすと、午後スタート特有の硬く荒れたグリーンに最後まで苦しめられた。9番は80センチが決まらず後半13番、14番も共に1メートル強のパーパットを外してさらに後退。
 ショットの面でも冴えを見せられない。「ボールを止めるのも難しいピンも結構あった。それにインビトゥイーン(番手間の距離)が続いていたのもあって気持ちよく打てなかった」。フルショットで攻めていけない難しい状況に、グリーン以外でもフラストレーションばかりがたまった。
 痛恨のムービングデー。初日、2日目は「自分の中で久しぶりにこのコースで手ごたえを感じながらのラウンドができた」と好感触を得ただけに、この日の失速はやはり悔しさが残る。最後は「まだシーズンは続いていくので明日しっかりアンダーで回れれば」と前を向くと、パッティンググリーンに直行。関係者にストロークをビデオに撮ってもらいながら1メートルを黙々と転がし続けた。

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