等身大マネキンも!東京都現代美術館で展覧会「山口小夜子 未来を着る人」

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1970年代に、パリコレクションなどでアジア人初のトップ・モデルとして活躍した山口小夜子。おかっぱの黒髪と赤い口紅がトレードマークで、世界中に日本人女性の神秘的な美しさを印象付けた。「ウェアリスト」と名乗り、「着る」ことをパフォーマンスにまで高めた小夜子の美意識に触れたら、女磨きにもきっと役立つはず。

2015年4月11日(土)から6月28日(日)まで、東京都現代美術館の企画展示室で開催される「山口小夜子 未来を着る人」は、そんな彼女の軌跡をふりかえりながら、その遺伝子を未来につなごうという展覧会。

小夜子をミューズとした数々のデザイナーの作品や、彼女が所蔵していた服を、世界中でブームになった小夜子マネキンによって展示。「山口小夜子さんが自らリメイクした服などもありますよ」と、広報担当の小原さん。マネキンは等身大だそうなので、彼女自身に会えたような気持ちになれるかも。

会場には、雑誌や写真、彼女自身のスクラップブックといった秘蔵資料に加えて、長年専属モデルを務めた資生堂のポスターや広告などが展示され、「SAYOKO」のイメージがどうやってできあがったのかを探るヒントに。
常に時代の最先端とコラボレーションしてきた、パフォーマー、クリエーターとしての側面も紹介。彼女とともに活動してきた若い世代のアーティストたちによって、会場中に小夜子の気配、姿、声が点在する体感型の空間が展開されるそう。「独自のオリジンを持った小夜子の世界を、この機会にぜひ知っていただきたいです」(同)

また、「Be Sayoko! 小夜子になりたい!」と称したイベントも開催。5月16日(土)には、小夜子メイクを完成させた富川栄さんによるメーキャップ・ワークショップ&トークでメイクの体験ができる。5月31日(日)は、小夜子が習ったダンス・メソッドによるワークショップもあるとか。当日、先着順での受付なので、興味のある方はお早めに会場へ。

上:「三宅一生『馬の手綱』を着た小夜子」 撮影:横須賀功光 1975年
下:結城座公演「ペレアスとメリザンド」舞台写真 1992年