宇宙から撮影した超巨大台風「メイサーク」

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国際宇宙ステーション(ISS)から撮影されたスーパー台風「メイサーク」の写真が話題になっている。3月としては観測史上最大の勢力にまで成長を続けた台風だ。

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イタリア人宇宙飛行士サマンサ・クリストフォレッティが、国際宇宙ステーション(ISS)から撮影したスーパー台風「メイサーク」(平成27年台風第4号)の信じられない画像5枚を公開した

欧州宇宙機関(ESA)を代表してISSに滞在しているクリストフォレッティ飛行士によると、最大風速約71mのメイサークは、宇宙からも「ひときわ目立つ」という。これらの画像を見ると、その意見に同意せざるを得ない。

太平洋中西部で発生したメイサークは、ミクロネシアの小島を直撃して少なくとも5人の死者を出し、いまはフィリピンに向かって進んでいる

クリストフォレッティ飛行士は、約402km上空にあるISSから、この忘れがたい写真をTwitterに投稿した。台風の大きさと、この世のものとは思えないくっきりした「目」を捉えた写真だ。

ありがたいことに、米軍の合同台風警報センター(JTWC)は、5日にフィリピンのルソン島を直撃する前にメイサークの勢力は弱まり、風速は「たったの」約45mになると推測している。ちなみに、2013年に壊滅的被害をもたらしたスーパー台風「ハイエン」(平成25年台風第30号)は、風速100m超でフィリピンの中部ヴィサヤ地方を直撃し、計7,300人以上の死者を出した(日本語版記事)。

メイサークは、3月28日に命名、29日にはカテゴリー5のスーパー台風となった。3月としては観測史上最大の勢力にまで成長を続けた台風だ。なお、3月までに台風が4つ発生したが、これは1965年以来50年ぶりだ。さらに、カテゴリー3以上の強い台風ふたつが、4月1日以前に発生したのは今回が初めてだ。

一部の気象学者は、西太平洋における例年にない台風シーズン到来は、海洋温度の上昇が原因だと見ている。こうした海洋温度の上昇は通常、エルニーニョ現象と関係がある。

米海洋大気局(NOAA)は、北半球がエルニーニョ現象の影響を受ける確率は「50〜60%」と予測している。これは、ハリケーンを避けたい米国西部にとっては喜ばしいことだが、一方で、干ばつに見舞われ、雨が降り続けてほしいと切に願っているカリフォルニアなどの州にとっては大問題になりかねない。

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