筑波カントリークラブにカートはないので歩いてラウンドする。そもそも、ゴルフ場までは電車とクラブバスを乗り継いでくるという元気ぶりだ

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「100才までゴルフ」と聞いて、鼻で笑った読者もいるだろう。しかしゴルフで健康を保ち、ゴルフ仲間をつくれば、それは可能かもしれない。『ダイヤモンドQ』編集部が、魅力的な「生涯ゴルフ」の世界にご招待しよう。

「ゴルフは楽しいからねぇ」

 筑波カントリークラブ(茨城県)には、会員なら誰もが知っている有名人がいる。財界人やタレントではない。よわい100才を迎えながら、今でも年間100ラウンド近くを回る現役ゴルファー、北村正子さんだ。100ラウンドということは3日に1回ペースであり、ゴルフ中心の生活を楽しみながら続けている。

 その腕前はどの程度のもので、ボールはちゃんと飛ぶのだろうか。

「最近は腕の力がないから、距離が出なくて……。いいところ100ヤードくらい」

 インタビューしたのは2月末ながら、季節外れの暖かさでゴルフ日和ということもあり、実際にラウンドしてもらった。北村さんは、寒さが続いたことから、約1カ月ぶりにクラブを握って筑波カントリーのティーグラウンドに立った。

 100才とは思えない体の柔らかさでドライバーを振り上げ、振り下ろすさまは、力みもなく、実にスムーズだ。ティーショットこそ、やや当たり損ないだったが、第2打以降はナイスショットを連発。カツーン、カツーンとコンスタントに約100ヤードを飛ばす。球筋は真っすぐでブレがほとんどないので、バンカーに入ることは少ない。素振りはせず、構えたらすぐに打つ。すごくシンプルだ。歩くペースも結構速い。ただし転ばないように、クラブをつえ代わりにして持ち歩いている。

「最近は(ハーフを)60くらい(で回るの)がやっと」と北村さんは謙遜して言うが、男性の初心者くらいの打数で回るのだから、十分なスコアだ。2年前にはバーディーも取っているという。

 ラウンドには、基本的に長女が同伴するが、当然他のメンバーも一緒に回る。普通なら100才ともなると知り合いが少なくなり、家に閉じこもりがちだが、ゴルフに行けばさまざまな人との交流が生まれる。

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