検索ユーザーは「自分は賢い」と勘違いしている:研究結果

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ネット検索で情報を得た人は、自分の知識を実際よりも高く評価する、という研究結果が発表された。その場で入手した知識を、自分が持っている知識と混同してしまうという。

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Google検索を使っていると、自分のことが実際よりも物知りで、賢いように思えてくる。

しかしこの幻想は、エール大学の研究者たちが『Journal of Experimental Psychology』誌に3月30日付けで発表した研究成果のおかげで砕け散った。1,000人以上の被験者を対象に9種類の実験を行った心理学者たちは、ネット検索で情報を得た人は、他の手段で情報を得た人よりも自らの知識を高く評価する、と結論づけたのである。

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「これは非常に信頼性の高い結果で、何度も繰り返し再現されました」と、研究の筆頭著者であるマシュー・フィッシャーは述べている。「情報を検索する人は、入手可能な知識を、自分自身の知識と混同してしまう傾向があるのです」。

これまでにも人間は、あらゆる知識にアクセスしてきたかもしれない。しかし、これほど巨大な知識データベースにアクセスでき、その知識に依存するようになったのは歴史上初めてのことである。

ただし、こうした依存が必ずしも悪いというわけではない。インターネットは、ほかのどんな知識システムよりも人の心と一体化する可能性を秘めている、とも研究結果は指摘しているからだ。

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