歩くと「パオーン」「シュッシュッ」って音がなる!au未来研究所お散歩シューズ『FUMM』が楽しい

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KDDIが「“スマホの次”を発明する」をテーマに、コミュニケーションの未来を創造することを目的に開設しているWEBサイト『au 未来研究所』。このたびここから、新しい『お散歩シューズ』が発表されました。……え? なんでシューズ? ちょっと面白そうだったので、発表会に行ってきましたよ。

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発表会の集合写真

この新しいシューズの名前は『FUMM(フーム)』。
ニューバランスのライトウェイトトレーニングシューズ620のキッズ版、KV620をベースに加速度・気圧・カラー・感圧の各センサーを内蔵し、スマホとBluetoothで接続されるしくみ。これとアプリを連携させることで、歩いたりするとスマホに様々な反応が反映されるという訳。発表会にはKDDI宣伝部 担当部長の塚本陽一さん、ニューバランスジャパン ブランドコミュニケーションチーム ウェルネルカテゴリー リーダーの小沢真琴さんの他、原案・開発に携わったハッカソンのメンバー、ゲストの藤本美貴さんらが登場しました。

FUMM

一般から募集した、原案・開発を担当する「研究員」のハッカソンメンバーによると、アイデアの元になったのは「姉が子育てをしていて、外出する際に子供が抱っこをせがんで、なかなか自分の足で歩いてくれない。もし『歩くのが楽しい靴』があれば、喜んで歩いてくれるんじゃないか」ということだったそう。そこから、歩いたりすると様々なリアクションが返ってくるFUMMが誕生しました。

▼「FUMM」コンセプトムービー
https://www.youtube.com/watch?v=CnLuTXz_DDM

さて、実際のFUMM。一目で判るのはシューズの甲に白い大きな押しボタンのような突起。ここに加速度と気圧のセンサーが内蔵されています。中敷の下、つま先とかかとの部分には感圧センサー、ソール部分にはカラー判別のセンサーがあり、ソール部分のセンサーには照明用の白色LEDも入っています。

ソール部のカラーセンサー

感圧センサーは歩行に反応し、Bluetoothで接続されたスマホのアプリに反映されます。また、FUMMとスマホの間隔がBluetoothの通信範囲を超えるとアラートが鳴り、迷子の防止など、「子供の見守り」にも役立ちます。

▼動画

 
ステージ上では、コンセプトムービーにも出演している阿由葉さら紗(あゆば・さらさ)ちゃんが、藤本美貴さんと一緒に実演してくれました。

藤本美貴さんと阿由葉さら紗ちゃん「楽しい」という感想に思わず笑みが

司会者が感想を聞くと「楽しい」とにっこり。思わず藤本さんも笑みがこぼれます。

▼動画

 

今回発表されたFUMMはコンセプトモデルということで、まだ市販の予定はないそう。先日お子さんが3歳の誕生日を迎え、お腹には2人目のお子さんがいる藤本さんは、トークショーで「早く発売して欲しい」と話していました。やっぱり小さい子は、歩いてもすぐ「疲れた。だっこ(おんぶ)」となることが多いので、長く歩ける動機付けとなるグッズは欲しいものですよね。また、小さい子がスマホを触って遊ぶ現状がある中、外に出て体を使って遊ぶ道具に転化できるFUMMの面白さに注目した発言もありました。

トークショーで言葉を交わす藤本美貴さんとKDDIの塚本さん

FUMMはプラットホームでもあるので、これからを考えた場合、子供向けだけでなく視覚障害者の道案内機能や、スマートハウスなどの操作デバイス(指定の場所で足踏みすると玄関の鍵が開くなど)などの可能性も広がります。藤本さんも「買い物などで両手がふさがっていることは多いので、これで鍵を開けられたら便利」と、その将来性に魅力を感じていました。

FUMMを持つ藤本美貴さん

「そうなんです。小さい子とお出かけすると、途中で寝ちゃって家に帰り着いた時、子供は抱っこしなきゃいけないわ、荷物はあるわで大変なことってしょっちゅうなんですよね……。下手に起こすとぐずったりするし。そんな時、FUMMで玄関開けられたら便利かも。」

さて発表会の終わった会場では、実際に子供達にFUMMを使って遊んでもらう体験会が行われました。

「電車で出発進行」UI画像(KDDI提供)「電車出発進行」

「電車で出発進行」は、歩くと感圧センサーによって列車の走行音が出るというもの。スマホの画面には、列車の進む様子が表示されます。また、カラーセンサーにより、紫の台に乗ると蒸気機関車、オレンジの台に乗ると電車の音に走行音が切り替わるので、途中で好きな方へ「乗り換える」ことも可能。

▼動画

 
「どうぶつジャンプ」は、様々な色で描かれた動物のシルエットの上に飛び乗ると、動物の鳴き声がするというもの。ソール部のカラーセンサーで動物の種類(色)を読み取り、感圧センサーによって着地した瞬間に鳴き声が再生されるという仕組みです。

「どうぶつジャンプ」UI画像(KDDI提供)「どうぶつジャンプ」

▼動画

 
嬉々として遊ぶ子供達。実は発案者であるハッカソンのメンバーにとって、FUMMを使って子供が遊ぶ姿を見るのはこれが初めて。開発過程では、実際に子供が楽しんでくれるか不安もあったそうですが、体験会の様子を見て「ああ、思ったような形で遊んでくれてる」と一安心だったようです。

製品化していくには、もっと小型化したり、耐久性を高めたりと課題はいくつかあるようですが、早くお店にならんで欲しいものですね。それに、こんな面白そうなの、子供専用にしとくのは悔しいから、大人用のFUMMとアプリで遊んでみたいっ! KDDIさん、頼みます!

(取材:咲村珠樹)